Post-178キャメリオからこんにちは! :emojisun:
暑くなってきましたねーー! そろそろ海に入りたくなってきました :emojiwaves:

トップの写真は、先日作った肉まん。私はお肉を極力少なくして、ギョウザの具のように白菜やらネギやら野菜をどっさり入れて作ります。

さて、訴訟大国と言われるアメリカ。アメリカ人は平均で2回、一生のうちに訴えられるそうです。これはまったく平和にノンビリと暮らしていた我が家に訪れた訴状の話です。

去年の11月、訴状が届きました。
ホノルルにある弁護士事務所からで、訴えられたのは夫でした。なんと5年前に当時住んでいたハワイ島ヒロであった車の接触事故に関してだったのです。

5年前、夫(当時はまだボーイフレンドでしたが)はヒロで運転中、前方の車の急停車に対応できず、後ろからぶつけてしまいました。
細い道での徐行運転だったため、傷ついたのは夫のバンパーのほうで、幸いにも相手の車は無傷。
当てられた車を運転していた女性は車から降りてきて、まず自分の車の傷を確認し、夫に話しかけることもなく、その場で警察に電話したそうです。

夫は女性に、とにかく車を脇に寄せて警察を待とうと提案したのですが、受け入れられず
結局警察が来て、保険会社にも連絡し、すべてが解決したはずだったのです。

私はこの時は夫の車に同乗しておらず、夫との待ち合わせ場所で待っていました。
いつもは時間ピッタリに来る夫が遅れているので、電話すると、ぶつけてしまったと教えてくれました。
少し遅れて待ち合わせ場所に来た夫は、すごく落ち込んでいたものの、車の傷も良く見なければ分らないほどだったので、大きな事故じゃなくて良かったね、と慰めました。そしてその後で、買い物をしている相手の車を運転していた女性をスーパーマーケット(KTA!)で見かけるのですが(笑)

それから5年後。訴状が届いて淡々と書類を読む夫を見て、私は、ああ、これから一生かけて、補償金を払っていくんだな。。。と覚悟しました。ぶつけた相手に、後遺症がでたのかと思ったのです。そして、私は夫を疑ってしまいました。

本当は相手に怪我をさせていたのではないか。。。
本当は大きな事故だったのではないか?

訴状を読み終わった夫は、弁護士を雇わなくてはいけないんだろうな、と落ち着いてつぶやきました。

弁護士の知り合いなんて。。

クレイトン・チョン しかいませんけど?

(ハワイ島ヒロのネタでスイマセン!)

私も訴状を読ませてもらいました。そして初めて、怒りで目の前が真っ白(真っ黒ではなく、真っ白になりました)になるという経験をしました。

訴状の中で、相手の女性は事故により Seriously injured(深刻な怪我)を負ったことになっており
数ページに渡り、いかに夫が不適切な運転をして彼女に怪我を負わせたか、いかに夫の不注意が事故を起こしたか、などが書かれていたのです。

Seriously Injured?(深刻な怪我)??? スーパーマーケットで、普通に買い物してたじゃん。

それから保険会社の記録も確認しましたが、車の破損も無く、怪我の形跡などまったく無かったのです。

私もよく考えれば、そのあと夫の車に乗っているわけで。。そんな大事故だったら、車はもっと破損していたはずです。

これで訴状に、事故は軽かったがその後に後遺症がでて、、等が書かれていれば私も信じたかもしれませんが、訴状では
夫の運転が引き起こした事故により深刻な怪我を負ったため、その治療費とその後にかかったカウンセリングの費用、そして
この裁判にかんする弁護士代が請求されていました。

私が訴えられた人だったら、怒りで大暴れしそう(笑)ですが、夫は落ち着いていました。
その後二人で調べると、こういったケースは車の保険会社がすべて対処してくれることがわかったのです。

どんよりとした気分のまま週末を追え、翌週に保険会社に電話をすると、最近良くあるケースだそうで。。
とにかく、訴えられたのは夫であっても、夫が入っている自動車保険がこういう問題はすべてカバーするので心配しなくていい、と頼もしく請け負ってくれました。弁護士ももちろん保険会社の弁護士が対応し、費用も私達が支払う必要がないということもわかり
ひとまず安心はしたものの、とにかく終わるまでは落ち着きませんでした。

半年以上かかりましたが、昨日、ようやく裁判所が訴えを退けたと弁護士さんから連絡があり、とにかくほっとしましたーー!

訴えた女性は、夫が当時大学生と分ったのでしょう。
それでその時は貧乏学生だけれども、卒業したら就職して、お金ができると計算したのかもしれません。
そして5年間。病院に行った時のレシートやらいろいろ集めて待っていたのを考えると、とにかく恐ろしかったです。
(ちなみに時効は2年ですが、特別なケースは時効後も訴えが可能だそう)
それに彼女の訴えを聞いて訴訟にもっていった相手の弁護士!ちょっと調べれば、怪我なんてしてないことが丸分りなのに(警察のレポートもあるし)
これで訴えを起こすなんて、弁護士としてどうなの?(ホノルルの弁護士事務所でした)

まあ、とにかく終わってスッキリ!!! 笑

長々と書きましたが、最近どうやらこういったケースが流行っているそうなので、とにかく保険会社が対応してくれる、ということを知って欲しいと思い、これを書くことにしました。

平均2回ということは、あと一回くらいは同じことがあるかもな~笑

追記:
ちなみに、日本とアメリカでは交通事故に対しての対応が違います。

どんな事故でも、本人同士で解決はしません。(本人同士が自分達で解決したければ別でしょうけど)
保険会社が対応します。
なので、事故を起こすと、まずお互いに保険会社の情報を交換しあいます。そしてお互いの保険会社が連絡をとりあい、弁償やら補償やらを解決します。
(大きな事故の場合は警察も入ります)
当事者があつまって示談ということもしません。

これはSorryと言わないアメリカの文化、ではなく、感情を省いたより合理的な解決、という文化です。そしてとてもいいことだと私は思います。

ちなみに相手が保険に入っていなかった場合でも、その場合はいくら支払われる、などと加入している保険によって決まっています。