
一日中仲間と座ってギター弾いてるんですけど、最初は汚いギターで見るたんびに弦が一本ずつ減っていって最後は弦一本になってしもて、「誰か弦くれ」って看板出してました。その後なんか調子悪なって病院行ってる間にギター盗まれてしもて、「誰かギターくれ」って看板出してしばらく寂しそうにしてました。それがこの間ふと見たら、まっさらのギター弾いて仲間と嬉しそうに歌てました。誰かが15万円ぐらいするギターをやったそうです。朝から晩まで仕事もせんとギター弾いて国からの手当てで暮らす、ほんまにホームレス三日やったらやめられまへん。それでもやっぱり時々病院に運ばれるの見てると、「あれはあれで結構大変なんやなあ」とちょっと同情してました。でもこないだ本人としゃべる機会があって、聞いてみたら「酒の飲み過ぎで肝臓悪した」って、酒飲む金あったんかい!
コメント
ホームレスはそんな簡単で気楽なものじゃないと思いますが
fさん はじめまして
ホームレスにも色々ありますが、仕事を失くしてアパートを追い出されて仕方なく路上生活に入る人もいます。
そういう人たちは、職安通ったり、政府や個人の救済機関のお世話になったりと抜け出す努力をしています。
一方では、サンフランシスコのダウンタウンで見かけるほとんどのホームレスがそうであるように、酒を飲むためだけに路上で物乞いをしています。政府や教会などが一般生活に復帰するために毎日のように努力しているのですが、ほとんどの人は「とりあえず毎日は食っていけるから、お前らの世話なんかいらん。」と自分から拒否しています。
サンフランシスコで一番問題なのはこういった人たちです。
自分でまったく努力しない。這い上がろうとしない。
この街には、その気になればホームレスから抜け出すための助けはいくらでもあります。
後は本人次第ですよね。
サンフランでソーシャルワークをしている者ですが、皆さんのホームレスに対するコメント、大変残念に思います。あまりにも現実から離れた独断と偏見です。ホームレスになる理由はさまざまで、精神病、麻薬中毒(これは気力だけでなおせず、リハビリと病気治療が必要です)、家庭内暴力、PTSDを抱える元帰還兵等、ストリート暮らしに陥るまでの過程はものすごいものがあります。どういう人たちがホームレスになるかご存知ですか?私のクライアントの中には元起業の重役だった人、科学者、アーティスト、エンジニア等、いろいろな人がいます。高学歴、高収入だった人がどうしてホームレスまで落ちたかわかりますか?「その気になればホームレスから抜け出すための助けはいくらでもある」というコメントですが、実際はホームレス問題に限らず、アメリカの公的医療、社会福祉の現場には必要な予算がありません。今年だけでも数えきれないほどのサービスを市は失いました。ホームレス問題は個人の「根性」で解決できることではありません。医療、住宅、教育、人種問題、さまざまなことが根っこにあるのです。
エイミーさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
ソーシャルワーカーのお仕事と言うのは大変そうですね。
私のコメントに対して皆さんが誤解なきよう今一度はっきりしておいたほうがよさそうですね。
私も職場がホームレスたちが集まる場所近くにありますので毎日多かれ少なかれ彼らとの係わりがあります。中には家族も家も近くにあって本人は大学出なのに毎日観光客相手に小銭を貰っては夕方には酒を買いに行く、というのもいます。
エイミーさんのおっしゃるように本当に自分ではどうしようも出来ない人たちもいます。でもその人たちは少なくともエイミーさん達のようなところに助けを求めてきます。
長くなりましたので続きます。
続き
私も時々ホームレスヘルパーの人たちのお手伝いをすることがあります。ところがほとんどのホームレス達はその助けを断ります。
私が歯がゆい思いをするのはそういう人たちです。
少しの「根性」が必要な人たちのことです。
とりあえずそこから抜け出すための第一歩すら踏み出そうとしない人たちがいかに多いことか。
「自分ではどうにも出来ない」のではなく「自分で何もしない」人たちです。
そういった意味で「その気になればホームレスから抜け出すための助けはいくらでもあります。」と書きました。
決して、多くの問題を抱えて苦しんでいる一部のホームレスの人たちを軽んずる発言ではありません。
サンフランシスコ市は今予算不足で大変なようですが、エイミーさんもお仕事がんばってください。