前回の保険の話のつながりから。
日本から留学や旅行で来られるほとんどの方が海外旅行保険に加入されています。
日本の常識ではまず、1千万円単位の医療費なんて
ありえんでしょうと皆さん高額な医療支給額の保険を選択しません。
しかし、その辺にごろごろあります。
留学生のとある男子はスケートボードからひっくり返って顔の骨を折る大怪我を
いたしました。治療費総額1500万円で彼の入っていた保険は
1000万円が限度額だったので彼の両親が500万円を支払ったそう。

こちらは旅行者の方々。
以前に入れたペースメーカーの調子が悪くなり取り出してまた入れて500万円。
もう一方は腸ねん転で即手術、これも500万円なり。
お二人ともカバーしてくれるだけの金額の保険に入っていましたが
保険は支払われませんでした。
なぜなら既往症は対象外だったのです。
ある程度の年齢以上になるとなんらかの持病を持ち
旅先で調子が悪くなるとすると持病に関係がある場合が大だと思いますが。

保険会社の回し者ではありませんが
アメリカ旅行の際はくれぐれも医療費の支給金額を高めに設定し、
既往症にもなんらかの対応をしてもらえる保険に入ることをおすすめします。