Post-17老後は日本で暮らそうかなあと思う理由のひとつに
アメリカの医療費があまりにも高いからです。
日本ではお勤めしていると社会保険、個人では国民保険に加入できるのですが
アメリカはすべて民間の保険会社に加入。
会社に所属している人でも本人は会社負担でも家族はすべて
自己負担というのが一般的です。
配偶者、子供二人なら400-500ドル、それに歯の治療も
含めてカバーしてもらうと月々700ドルの支払いになります。
これだけ払っておけば病気やケガをしても安心ね 
というわけではありません。
掛かった医療費の3割り負担だとか
最初の1000ドルは自分で払わなければいけないとか
入っている意味あるのー?って訊きたくなります。

私のファミリードクターの娘さんが複雑骨折をしたときの話。
1時間ほどの手術でしかも入院なしの日帰りで2万ドル(1ドル120円) :emojiface_gesso:

先生がどんな保険に入っていたか知らないけれど3割負担で6000ドル。
日本ではいくら有名なドクターでもこんなにとらないでしょ?

もっとショックなお話をもうひとつ。
病院で心臓が止まったら電気ショックを施すのは
テレビなんかで見たことありますが
実は保険料によって電気ショックの回数違うんです。
Aさんは保険料掛け金少ないから00回
Bさんはうんと高い料金かけてるから心臓動き出すまで とか。
何回なのか見当もつきませんがすごく差があるらしい。
人間が生死をさまよっている事態のときに
保険料を見ながら数かぞえてるなんて
アメリカの医療事情ホントにおかしい!!
写真は我が家の近所にあるカリフォルニア大学サンフランシスコ校付属病院
カリフォルニアで最新の医療設備、技術をを誇っているらしいけど
お金がないと見てもらえないなんて切ないですね。