
家族ぐるみでお付き合いのあった3-4組のファミリーと
神戸から淡路島へ海水浴へ出かけました。
遠浅で波もおだやかなビーチでした。
それに安心した親たちは午後からはビーチから離れ
高台にあった林のなかでおしゃべりに夢中になっていました。
おだやかであった海は昼食後には潮の流れが変わっていました。
私、弟、友達の3人はいつの間にか沖へと流され
最初に足が立たない海の深さに驚いた弟が私にしがみつきました。
私、友達もどんどん深く広がった海の怖さにお互い
肩をつかんだり引っ張ったりと
本能的に自分の命を守るべき行動に出ました。
「溺れる。」
そう感じた時には私と友達に押された弟はもう完全に海の中でした。
その時、高台の端にひょっこり父が現われました。
私たちの異変に気が付いた父は2メートル以上はあったその場所から
飛び降り一目差にこちらに向かってきました。
水着ではなくスラックスをはいていた父は脱ぐためにベルトをはずそうと
していましたがそれは潮の流れの早さより遅いことを感じ
そのまま海に入ってきました。
私、弟、友人、皆、この世で元気に生きています。
海の日の祝日も終わりこれから本格的な海水浴のシーズンです。
くれぐれも海にはお気をつけて。
子供さんには一寸も目を離さないでください。
家から数ブロックにあるこのビーチは外海のため
決して泳げません。
観光客のみなさま
「海水浴場はどこ?」って聞くのはおやめてください。
ここは真夏でも極寒(ちょいおおげさ)のサンフランシスコですから。
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