
絶対日本の夏には帰省しないと心に誓った日でした。
まずは誰もが知っているロバート・モンダヴィワイナリーへ行こうと提案したら
大学にてワインのクラスを取った女子がのたもうた。
「モンダヴィワイナリーなんて観光客が行くとこですやん。」
それではいかほどモンダヴィワインをお飲みになったのかしらん?
「すみません、行ったことも飲んだこともありましぇん。」
ワイン通を自称する人ほどこのワイナリーを訪れる率が低いようで。
こういう輩にかぎってロバート・モンダヴィ氏の偉大さや
ナパのワインを世界に広めたソノモノをわかっていないのです。
モンダヴィを行かずしてナパでワインのうんちくを語ってはいけません。
と、ワイナリーめぐりをするその前にこの女子がナパのダウンタウンで買いたいモノがあるとか。
こちらはナパで一押しのパン屋さんBuchon。
すでに店の外には行列が。

お薦めはエピと呼ばれるフランスパン系、
そしてスイーツではエクレアやマカロンが有名。

お隣にはフレンチレストランもあり
エピが食べ放題です。
パン屋さんに負けず劣らずの人気店ですので予約はマスト。

車中でエクレアを貪り食って納得した女子を連れて
いざ、モンダヴィワイナリーへ。
こちらのワイナリーは先程の女子が言ったように
ワインのことはあまり知らないけれど観光名所と
してやって来ました、というような観光客のためのツアーや
テイスティングルームと
ロバートモンダヴィを愛してやまない(私のこと)
という方向けのリザーブルームの二つがあります。
私が強ーくお薦めするのは後者のリザーブルームにての
テイスティングでございます。
実は昨年のカリフォルニアカベルネ・ソヴィニョン協会のイベントにて
いただいた2006年モノ。
あまりのおいしさに
何でも値段を聞く中国人のように思わず
「これなんぼ?」と聞いてしまいました。
なんと180ドルでございました。
「やっぱり高いワインはおいしいなー。」
値段を聞いてから高かったら褒め、安かったらけなすのはおっちゃんの
いつものことですが。
願いをこめて言ってみました。
「このワインが毎日飲める日が近いうちに来るようにお仕事がんばってね。」と。
すると
「無理やなー、盆と正月くらいなら買ーてやれるけど。」
もうアキラメました、このおっさんには。
というわけでせめてナパに行ったときは必ずリザーブルームにて
このワインをいただこうと思った次第です。
さて、ロバート・モンダヴィワイナリーに到着です。
こちら正面玄関の像がロバート・モンダヴィ氏です。(うそです)

入り口を入ってすぐに一般のテイスティングルームがあり
その奥がリザーブルームです。(予約不要)

こちらは訪れる人も多くなくゆったり座ってワインを楽しむことができます。

料金は赤・白どちらからも4種類選んで30ドルです。(年によって変わりますが14~15種類)

次回は映画の一シーンに出てきたワイナリーでございます。
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