28年前の3月、
初めての海外そして語学留学のためサンフランシスコにやって来ました。
どうしてサンフランシスコに行こうと決めたの?と聞かれますが
特別な思い入れがあったわけではありませんでした。
強いていえば実家のお手洗いの壁にアメリカの地図が貼ってあり
座った私の目線にサンフランシスコがいつもあったように思います。
楽しい学生生活が始まった頃、
ひとつ年下の男の子と知り合いました。
彼と一緒にいると弟と遊んでいるような気持ちで
気がつくといつもそばにいました。
3ヶ月のアメリカ生活はあっという間に過ぎ
私は日本へ帰ることになりました。
もう彼に会えないかもしれない、そして楽しかったサンフランシスコでの出来事を
思い出すと泣けて、泣けて帰国後してしばらくは毎朝、目が開けられないほどの
ヒドイ顔でした。
ファクスもインターネットもない時代、
毎日彼に手紙を書きました。
多いときには1日5通。
しまいには書くことがなくなり
「今週はアフガニスタンへ行ってきました。」
とウソを書く始末でした。(旧ソ連がアフガニスタンを侵入した年でした。)
彼+サンフランシスコ このコンビネーションでいつも頭の中がいっぱいの私は
1.彼と結婚する。
2.そして女の子と男の子を産む。
3.サンフランシスコに住む。
これをマイドリームと心に決めたのでした。
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