マウントシャスタ

Post-112サンフランシスコから5号線をまっすぐ北へ約450Km、
世界七大聖山のひとつであるシャスタ山があります。
ネイティブインディアンの聖地でありパワースポットがいくつも
その周辺に集まり世界中からヒーラーが引き寄せられる
不思議な山です。
日本でもここ数年話題になっているようですが
そのわりに観光化されておらずパワースポットや聖地を見つけられずに
帰って来る人も多いと聞きます。
心のキレイな人だけが精霊や天使が見えたりその場所に導かれたりするそうです。
果たして私たち夫婦はたどり着けるのでしょうか?




まずはモスブレーの滝へ



ここは列車の線路伝いに歩いて滝へ行きます。
車を駐車して出かける用意をしているとものすごい大きな警笛と
共にやってきました。
シアトルーサンディエゴ間を走っています。
港に着いたコンティナーを運んでいるようです。
ざっと100両はある貨物。通り過ぎるだけでけっこうな時間。




線路脇のスペースは決して広くありません。
山側は歩いてはいけないそう。逃げる場所がないから。
でも川側はガケになっていて落ちたら絶対怪我します。
あんなでっかい列車を見た後、歩くのが怖くなってきました。
もうすでに列車恐怖症になった私。



線路は続くよー、どこまでもー :emojinote_eight:
しっかり20分は歩かないと滝には着きません。
途中で引き返す人多し。




これがかの有名な映画「スタンドバイミー」にでてきた鉄橋です。
あの時、少年だったリバーフェニックス、もうこの世にいないんですね。 :emojiface_tear:


鉄橋の手前に滝へ降りる小道があります。



釣りを楽しむおっちゃんひとり。




横たわるおっちゃんも。「マイナスイオンが体にええわー。」




往復一時間の間に列車に遭遇せず無事駐車場まで戻ってこれました。
めでたし、めでたし。

おっちゃんと行く癒しの旅


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さて、今週末は初めてサンフランシスコより
北へドライブします。
食意地の張った夫と一緒ですがいやしい旅ではございません。
あしからず。
それでは行ってきます。

JAP DAIKON ってどうよ?

Post-110朝一番から不愉快なこの写真。
隣には『CHINESE DAIKON』と正しく書かれた土まみれの大根がありました。

私は福田さんではないのでしっかり抗議しました。
マネージャーを呼びました。
私「これは差別用語ではないかしら?」
中国系スーパーでは英語をまともにしゃべれる人はいません。
理解してくれていないようなので
私「ここにチOク(中国人蔑視)大根って書かれていたら気分悪いでしょ?」
さすが自分に対する差別用語は
英語があまり理解できなくてもわかってらっしゃる。

マネージャーは謝り、すぐに取り替えると言っておりましたが
誰が書いたんでしょうね。
言わずに気分が悪いまま我慢するのがいいか、言って気まずくなるのを恐れるか
考えたのですがやっぱり公の場では言うべきだと思いました。

福田総理、日本国の象徴である天皇陛下の写真を焼かれても
何も言えないあなたがとても情けない。

やっぱり今夏も寒かった!

Post-109日本から聞こえてくる話は暑い、暑い、あつい :emojisun:
それしかないのかいっ!
サンフランシスコにいるとその暑さを思い出すのが
非常に難しいです。
「いつになったら暑くなりますか?」
この質問、毎夏されます。
日本の真夏のような気候には絶対なりません。
夏がないなんて耐えられない!なんて言ってずーっと南の方へ
引越ししていった留学生もいます。


ここ2,3日は特にどんよりと曇って寒く今朝は13度でした。
もうすぐお盆休みとあってサンフランシスコに
来られる日本の方も多いと思いますが
くれぐれも厚手のジャケットをお忘れなく。
女性の方は足腰が冷えるのでそちらのご用意もね。
ちなみにローカルの人々は?というと、
ブーツ、マフラー、フェイクファーの付いたジャケット全然
普通です。

日本町@サンフランシスコ

Post-108久しぶりのジャパンタウン。
ここには大きく分けて紀伊国屋ビルと近鉄ビルがあります。
2年前に近鉄ビルが拠点をロスアンジェルスに集約したせいで
ユダヤ系の会社に売ってしまいました。
そこで日系社会は大騒ぎ。
理由のひとつに日本企業ではないので日本町の存続が危ぶまれています。
それとサンフランシスコの固定資産税は不動産取得価格の1.3%になり
家賃が高くなるのは必須であり、契約更新も確かではない、などです。
今や名ばかりでここにあるレストランの大半が韓国、中国人オーナーで
日系のお年寄りは経営者とシェフが日本人か確かめてから
店に入店する人が多いと聞きました。




日本町の象徴、五重の塔が見えるピース広場。
ここも売られてしまいました。
ここは立地条件もよくショッピングモールができるとかのうわさがあったけれど。






しかし、隣の唯一、サンフランシスコに残る日系銀行は自社ビル。
ここが売らないかぎりは広場は安泰という意見も。


ホテル都は名前もオーナーも替わって「カブキ」に。




おなじみ近鉄のれん街。外見は変わっていません。




韓国人街へ来たのでは、と思う一角もあったりします。


ここは第二次世界大戦前からあるアメリカで一番古い日本町です。
年々活気がなくなってくるのはここに思い入れがあった人々が
いなくなってきているせでしょうか?
それとも日本と同じくいろいろな民族が知らぬ間に成りすましになって
日本町の形を変えているのでしょうか?

ウラヤマシー病な私

Post-107ここ数ヶ月、他人のことが羨ましかったり、極端な場合は
妬みに近い気持ちだったりでなんかウツウツとしておりました。
具体的に言いますと同年代で子供がおらずリッチな生活をしている人のブログ。
読まなければいいのに開いては「いいなー。」
あるいはバリバリ仕事をこなし、ビジネスが大きく成長している人。
はたまたは自分が行けなかったイタリアへ夏のバケーションで長期滞在する人。
挙げるとキリがないくらいウラヤマシーの連続。


ヒマな休日。
ネットサーフィンをしていました。
病気でもうこの世にあまり時間がない人。
夫との不仲で苦しんでいる人。
複雑な家庭で育ち親になっても子供に愛情がもてない人。

恥ずかしくて涙でました。
デブだけれども健康で毎日働ける私。
ワイン片手に語り合える夫がいる私。
出来が悪いけれど『素直でおもろい』子供たちを持った私。
何の不足があるのかと反省。
自分のおかれている環境に気がつくと
ウラヤマシー病が急に小さくなりました。(なくなってはいません。)
もっともっと自分の周りを見ないとね。


おさるのジョージじゃなくてブッシュ大統領がお約束していたチェックが来ました。
差し戻し税といいまして所得税の一部が戻ってきました。
ちょっと奮発していいワインなんかを買ってきて
今宵は夫とこれからの人生について語りあいましょうか。

こんなものにもサーチャージ!!

Post-106飛行機に乗るときだけかと思っていたら
8月からサンフランシスコでタクシーにも燃料費代が別に掛かります。
これだけガソリン代が上がると無理もないかもしれませんが
飛行機のマネしなくても。
しかし、すでに他の都市ではしっかりサーチャージをとっているところが
あるんです。


            初乗り    1マイルごとに      サーチャージ費
ラスベガス      $3.30    $2.20        &0.25/マイル 今月から実施
サンフランシスコ  $3.10    $2.25        検討中だけど多分$1ドル
ニューヨーク     $2.50    $2.00        $1.00/1乗車
ヒューストン     $2.50    $1.87        $1.00/1乗車
シカゴ        $2.25    $1.80        $1.00/1乗車
  

サンフランシスコが他都市と違うのは一人1ドルなんです。
それって子供にもチャージするのかしら?

それから日本からのFEDEX便にも送料プラスサーチャージが
すでに掛かっているそうです。(アメリカはまだ確かめていませんが。)

そのうち郵便局でも
「切手50セントですがサーチャージを別にいただきます。」
なんていう日が来るかも。

  
8月には娘が日本から帰ってきます。
空港までのお迎えのサーチャージはいかほどにしようかなー。 :emojimark_doller:




アメリカ移住物語(13)

『Law of Attraction』 (引き寄せの法則)
正にこの言葉のとおり私たちが必要とする人びとが
集まってきてくれました。
町で知り合った老夫婦の息子が建設会社を営んでおり
それがクラにありました。
友人はお隣さんで引退したあと小さな農園をやっている老人を
私たちに紹介してくれました。


いかにも人のよさそうでおだやかな人柄が顔に表れている、それがマイクでした。
夫のできるかぎり自分で家を建てたいという希望を聞いて
すんなり承諾してくれました。
彼の見積もりでは全てプロ任せにする費用の3分の1で済むみたい。


アーサーはありとあらゆる職業を経験し、多岐にわたったライセンスを持った
博学の老人でした。
今は引退をしたあと細々と趣味のハーブ作りをしてそれをアメリカ本土へ
出荷していました。
私たちにやる気があるのならハーブ作りを教えてくれ自分の取引先へも
紹介してくれるとの事。
その上、彼は設計士だったことがわかり私たちに
理想の家のアイデアを設計図に加えてくれました。

いよいよクラの土地が動き始めました。
ミキサー車が入り家の土台となる木枠にコンクリートが流し込まれ
子供たちは初めて見る光景に興奮し、「お家ができる」と大はしゃぎをしていました。

夫は買ったばかりの大型トラクターでアーサーの指示に従って
どんどん畑の畝を作っていきました。

私は新たなスタートを感じ、ここに至るまでに助けてくれた人々への感謝の気持ちで
がんばっていこうと思いました。

特別なことがなかった 4th of JULY

Post-104昨日になりましたがアメリカ独立記念日でした。
もう12時過ぎてるのにおバカなティーンエイジャーたちが
まだドンパチと花火をやっております。
うるさくて眠れません。 :emojibomb: :emojifire:

サンフランシスコではフィッシャーマンズワーフにて市が催す花火大会が
ありましたが行っておりません。
ゲイパレードで懲りました。
あの時はまだそういう事に興味のある方の
集まりでしたが7月4日は国民的お祝いなので小さなこどもから
老人までどんだけ集まって来るかもわかりません。
人と車で帰って来れないといけないのでやめました。

だけど暇なので夫とダウンタウンをぶらぶら。
とりあえずコーヒータイムということで市内で3本の指に入ると言われるベーカリーへ。

やっぱりすごい行列。ここのホットサンドウィッチは有名。




おっちゃんもたまには若者に混じって苦手なカフェインドリンクなんかを飲んじゃったりして。



ダウンタウンはいつもの渋滞もなく駐車している車も見当たりません。
セグウェイ発見。ガソリン高のこの頃、人気度アップで
市内でもよく見かけます。





着いたのはフェリービルディング。ここからフェリーでサウサリートへ行くこともできます。




みんな、このビル目指してやって来ます。





しかし、あいにくの祝日で休みだったり、早く閉めたりでほとんどのお店が
開いておりません。アメリカ人ってあんまり商売熱心ではありません。
日本ならこんな日はしっかりお金儲けするんですけどね。
ここのお店はチョコレート、ワイン、パン、チーズ、スーパー、レストランなど
おみやげにするにもいいものが売っていますが高級品ばっかり。






だけど1ポンド(456g)60ドルもするチーズを売っているお店の外には
明日の食事も儘ならない人々もいます。
これがアメリカの現実。
この日を『アメリカの誇りに思う。」と言った人がいましたが
アメリカ人みんながそう思える国でなければ。

ハンズフリー法

Post-1037月1日、今日からカリフォルニア州では
車の運転中の携帯電話の使用が禁止になります。
但し、ダイアルしたりメールを打ったりするのはOKって
そっちのほうがよっぽど危なくない?

そこで皆さん写真のようなヘッドセット式携帯(この名称は正しいのかわかりませんが。)
を装着するわけです。
日本でこんなのを耳につけている人を見たことがなかったので
ないんだと思っていたら
「あるけどカッコ悪いから誰もつけていない。」と聞きました。
私も前からそう思って見ていたんです。
モデルに借り出されたH氏も娘のピンク色の電話をつけて
普段以上に冴えないです。
「なんでいっつもオレの写真やねん。 :emojiface_angry:

ちなみに18歳未満はこのヘッドセット携帯も運転中は使用禁止です。