やっぱり中国四千年のパワー?

Post-123マウントシャスタパワーが切れてきたみたい。
しんどくって1日中眠い。なーんにもやる気ありません。
歳のせい?更年期障害?憑依された?

近頃気になっていた漢方薬。
ウチの近所で漢方薬店を発見。
しかしねー、こんなコテコテ中国一色のお店には
英語しゃべる人の確率すごく低いです。
もし、しゃべれたとしても何を聞いてもGoodかOKしか言わないし
そのわりにはあれやこれやを勧められて
気の弱い私はコブラの干物やコンドルの糞とかを買わされそう。

「健康のためだったら死んでもかまわない」アメリカの健康オタクが
よく使うジョーク、その言葉を拝借して勇気を出して行って見よう。

期待を裏切られ流暢に英語を話すお姉さん。
私の症状に『ドクターのコンサルトが必要。」
何処のドクターがお勧めかといい終わらないうちに
「ほらそこにいるでしょ。」
お店の奥にすわっている仙人いやおじいさん、中国で漢方の先生を
50年されていたそうです。
英語はさっぱりわからないけれど必要なし。脈と舌を見るだけ。
「煎じた漢方薬はひどいニオイと味だけどねー。」お姉さんは脅かします。
しかし、おじいさん先生が書いてくれた処方はスープと
錠剤の漢方薬を飲むことでした。
事前にネットで調べていた漢方薬とピッタリ同じ。
すごい、脈だけでわかるなんて。


これでスープを作ります。
胡桃、栗、小豆、くこの実などなど。
鶏2分の一羽に生姜を加え15カップの水で3カップになるまで煮詰めます。


アジア系の食べ物が苦手な私ですが意外とクセがなくおいしい。



ムーンサイクルのときは服用を避けて1ヶ月試してみてと言われました。
さて、1ヵ月後にスポ根的な私に戻れるのでしょうか?

にぎやかで忙しい日々が始まった!!

Post-122お盆も終わり秋モードが近い日本なんでしょうね。
サンフランシスコは寒いから涼しいに変わってきており
9月に入るとインディアンサマーということでチョイ暑が体験できそうです。

平和で静かな我が家に娘が日本から帰ってきた。!!
出しっぱなし、やりっぱなしの娘のおかげで整理整頓された
家の中はあっという間にガラクタ屋敷に。
「おみやげのトランク4つあるから。」という甘い言葉につられて
空港まで迎えに行った夫がもらったのはかりんとうと怪しいイカの明太子詰め。
トランクの99%は自分のためのお土産でした。

「日本でこんなん流行ってるの知ってる?○×△※□*∇◎◇▽☆・・・・!!!」
お笑いのギャグを説明しているようですがさっぱりわけわからず。
今の時代、世界中どこにいてもYoutubeを見れば何が流行っているか誰でもわかります。
私「たしか日本語の勉強が目的と3ヶ月前に言ってなかった?」
娘「・・・・・・」
以前より日本語がおかしくなっているようです。 :emojiface_koma:

娘自身はとても充実した日々だったらしいです。
小学時代の友達と17年ぶりに再会したそうで
そのなかの一人はすでに二人の子供のお母さんになっていました。
「同い年とは思えないほどしっかりといいお母さんをしていた。」
と感心しながらアヒルのおもちゃをお風呂に浮かべて遊ぶ娘。
情けない。 :emojiface_tear:

私「今夜の晩御飯は何にしようかなー?」
娘「そんな目先のことを悩まないで私の将来のこと考えてよ!」
どなたか貰ってくださる方はおりませんでしょうか?

マウントシャスタ その7

いよいよ最終目的地へ。


目指すは湖を渡った二つ山のほぼてっぺん。



対岸へは船で10分もかからず。
岸ではバスが私たちの到着を待っていてくれます。






岩肌に刻まれている線で水位が下がってきた様子がわかります。
冬場にはあんな高いところまで湖なんです。




船が小さく見えるほど山をのぼります。




レイクシャスタです。シャスタダムの建設のために作られた貯水池。
カリフォルニアでは3番目に大きい湖です。



一見フツーの山。

山につけられた扉を開けると...




山の中は鍾乳洞でした。
もっとスケールの大きいのがあったのですが残念ながら
バッテリー切れで写真はこの数枚だけ。
でも玉霊が取れました。たまゆらと言っていくつも丸い光のような
ものが写っているのがそうです。
この鍾乳洞は1872年に学者によって発見され
一般公開は1960年代に入ってからです。
こんな山の中に鍾乳洞があるなんて自然の不思議さに
二人で感心してしまいました。



旅を終えて
これだけの名所をサンフランシスコから
一泊二日でよく行ったものだと思いました。
シャスタのエキスパートの方々によると
「普段と違って時間が思うように進まない、すべてがゆっくりなんです。」という
お話を聞いていたのですが私たちは全くの逆でした。
いつもの旅行なら道に迷ったり、目的地に行けば閉まっていたりで
ムダな時間を使って計画通りにいくことがなかったのですが
今回の旅行はひとつもアクシデントなしにスケジュールどおりにいきました。
(スピリチュアル的には導かれてという感じ?)
そしてなによりもよかったのがよく歩いて真夏の自然を体いっぱいに感じることが
できたことでした。
シャスタに行くとその魅力にとりつかれ何度も訪れる日本人の方も
多いそうですが私もその一人になりそうです。
残念だったのは山火事の影響で空が澄み切っていなかったことでした。
次回は晴れ渡った空のもと、神々しい山々に会えることを
祈りつつシャスタ旅行の話は終わります。

夫へ
この旅行で私の行きたかった所をすべて連れて行ってくれて
ありがとう。楽しかったね、来年も行こうね。
そして900マイルの長距離ドライブごくろうさまでした。

マウントシャスタ その6

お次は滝めぐり。
まずはマックラウドの滝へ。





下流のこじんまりとした滝。
ローカルの男の子たちが自転車でやってきて釣りをしています。
『スタンバイミー』の映画の時代と変わらない素朴さを感じた少年たちでした。





動物好きの私にはたまらない環境。




上流はちらっと見ただけ。


つづいて中流の滝へ。

トレイルループが滝まで続いて行けるのですが.....




こんな山道を一時間も歩くのは無理みたい。でやめました。



上から見ても充分迫力のある滝でした。


今度はシャスタから南へ約一時間。どこまでもまっすぐな道。




唯一、入場料が必要なバーニーの滝。




お金をとるだけあって滝まで降りる道には手すりが完備されております。






今まで見た滝でここが一番迫力あります。
みんな、ずーっと滝を見惚れています。
いっぱいの水しぶきを浴びながら心が洗われているような気持ちになりました。

マウントシャスタ その5

Post-119翌朝一番にかの有名な場所へお水汲みに。
クリスタルガイヤーのボトルウォターもここのお水です。





サクラメント川の源泉。
ここから流れた水は最終的にはサンフランシスコ湾へ。
この水を飲むことで病気が治った人の話を数多く聞きます。
サンフランシスコからもはるばる毎週汲みに来る人もいるらしいです。




源泉ははシャスタダウンタウンからすぐなのですが
それが面倒くさい人は同じくダウンタウンの警察署のまん前に
蛇口をひねると水が出るのがあるのでこれをご利用ください。




お次に向かったのはキャッスルレイク。


氷河が山を削りできた湖です。



かなり深いところまで透き通ってみえる真っ青な湖。
こんなキレイな景色を見ながら
夫を突き飛ばしてずぶぬれにしてやろうと考える私って魔女?



湖からは小さな小川へサラサラと音をたてて水が流れています。



青くキラキラ光りながら飛んでいるのは妖精?
実は青糸トンボというのでした。


キャッスルレイクの奥にはハートレイクというのがあり
名前のとおりの形をしています。
そこでは昔、白人とネイティブインディアンが戦っていたとき、
インディアンの男性が白人に殺されるくらいなら
自決した方がましだと胸にナイフを突き刺して死んでしまったという
伝説があります。
それゆえ男性はあまり近づかないほうがいいといわれています。
夫もまだまだ働いて稼いでもらわないといけないので(90歳くらいまで)
行くのは断念しました。

マウントシャスタ その4

Post-117今日のお宿はシャスタのお隣マックラウド町。
隣町といっても車で20分くらいもある距離。
昔は山から切り出した木を製材するので
にぎわったそうですが今は人口が約半分になり
1600人のこじんまりとした田舎町。

この周辺にはベッド数10以下のINNが多いのですが
唯一、ホテルと名のついたB&Bに泊まりました。
マックラウドホテルです。







ネットでホームページを見ただけだったのですが
すっかりお気に入りにはいりました。
とても静かで今日の宿泊客は私たちだけ?と思ったくらい。
シニアの方たちがほとんどで私たちは若者。(そう思っただけ。)
1019年(ではなく1919年でした)に建てられた由緒あるホテルですが
バスルームは最近改装されたようで清潔でバスタブも深く
一日の疲れが癒されるお風呂でした。
夕方にはワインとおつまみのサービスがあり
リビングでパズルやチェスをしながらくつろぎました。
朝食はアメリカンフルブレックファーストで
オレンジジュース、フルーツの盛り合わせ、焼きたてのマフィンにハム
ベーコン、ポテト、そしてデザートと朝から大食いの夫も満足。

時間が許すのであれば1ヶ月くらいここに滞在したいなー。

マウントシャスタ その3

Post-116お次はネイティブインディアンがその昔お産をしたという洞窟へ。




ご覧のとおりの風景が延々と続く道。




一本の木に小さくサインが。
あまりにもわかりづらい案内で見つけられない人が多いそうです。
夫に見つけられた理由を聞くと
「人がここだと手を振っていた。」のを見たらしいです。
人っ子一人いないこの草原で?
マウントシャスタでの出来事だから信じましょう。



原っぱを歩いていきます。
ここを歩いていて映画『バベル』の
ベビーシッターが子供二人と置き去りにされた砂漠を思い出しました。
マウントシャスタがなければ方向がまるっきりわからなくなりそう。


歩き出して20分くらい、夫が「ホンマにこんなところに洞窟なんかあるんかなー。」
と言って間もなくそこだけポッカリと開いたように洞窟がありました。
プルートケイブです。





おっちゃんが手を振る左上には洞窟が続きます。
オレゴン州まで数百キロ続くらしいのですが一般の立ち入り
許可がされているのは360mまでです。
洞窟の中はヒンヤリとして独特のにおいがあります。
コウモリの糞のニオイらしいです。


洞窟を登って平地に出たとき、私はインディアンの男性を見た気がしました。
後になって夫に言うと『目の錯覚やん。」と言いつつも
帰りの道がわからなかったのに私がスタスタと歩いて車までたどり着いたのが
とても不思議だったと感心していました。
やっぱりシャスタマジック!!のようで。

マウントシャスタ その2

Post-114お次はネイティブインディアンが山開き(6月)の儀式を
するとても神聖なところ、パンサーメドウズ。
シャスタ山4317mのふもと2400mにあります。
けっこう空気がうすくちょっと歩いただけでも息が切れます。




ここがシャスタ山の登山口バーニーフラット。


パンサーメドウズの草原








ここで感じる言葉は瞑想、地上の天国、スピリチュラル、ボルテックスなどなど。
見たこともないたくさんの蝶々に不思議の国に連れてこられたように思いました。