ケインズ主義でいこう!!

ここ数週間の日曜日、どこのショッピングモールもガラガラでした。
ところが先日はサンクスギビング前なのでしょうか
道路は車で混み、モールは家族づれでいっぱい。
やっぱり消費大国のアメリカ人はお買い物好き。
いくら不景気でも我慢できないのねー、と夫に言うと
「よー見てみ、みんなウロウロ歩いてるだけやで。店に人が入ってへん。」
言われてみればジュースやアイスクリーム片手に外から見ているだけ。
娘の大好きなブティックは以前、試着室を待つ列が店の外まで
つづいていたけれど今日は並んでいる人は見かけません。

アメリカ人はサブプライムローンの問題以降変わってきているみたい。
貯金なんかしないアメリカ人が蓄えているらしい。
食べ残したモノなんかバッサリ捨てていたのに翌日のランチあるいは
晩ゴハンにとっておいたりするらしい。
真冬はヒーターを半そでTシャツで過ごせる温度に設定していたのを
暖房なし。雪山登山用の靴下がよく売れているらしい。

心理的な事も関係しているんでしょうね。
失業率が10%近くになり明日はわが身と思い財布の
ヒモが硬くなるのでしょう。
しかし、モノが売れないと経済の停滞はもっとひどくなり
そのうち止まってしまうのではないかと思ってしまいます。
詰まった排水溝のようです。何とか流れるようにしないとね。





娘が夫へお願いしたクリスマスプレゼントはスキー一式。
夫「オレの持ってるストックより高いやん。もっと安いのを選びなさい。」
って言いながらしっかり自分用のスキーパンツをワキに挟んでおります

ちょっと気になるアメリカ留学(2)

円高が進んでいるようです。
日本の息子へ仕送りをしている身としてはとても痛い。
アメリカへ子女を留学させている方々はいいでしょうけどね。
30年近く前、夫が留学していた頃は1ドル300円前後でした。
よく義父が言っておりました。
「当時、バカ息子に家族5人がゆったり暮らせる生活費と同じくらいの額を毎月送ってた。」
親の因果は子に報い?

アメリカで学生が生活をするのにいくら必要でしょう?
それは住む場所によってかなり差がありますが
サンフランシスコで例えてみましょう。

まずは住む所。
ほとんどの学生がハウスシェアといって一軒家あるいはアパートを
数人の学生と借りています。
例えば3ベッドルームであったら3人と思われますが
住宅事情が悪いサンフランシスコではリビングルームも
一部屋と考えて4人でシェアします。
これが大体一人当たり500-700ドルくらいでしょうか。
ピンの方は窓がなかったり部屋が狭かったりと条件が悪いです。
キッチン、バスルームは共同です。
他人なんかと住めないという方はワンルームで1000ドルは
軽く越えるでしょう。

お次は食費。
けっこうこまめに自炊をしる人多し。計画的に買い物や献立を
考えている人は月に150-200ドルくらいらしい。
えらいじゃん。

そして雑費。
携帯電話代50-100ドルにDSL等のインターネット接続費用
で2,30ドルくらい。光熱費も高くても50ドルまでです。

後はお小遣い。今、日本で学生のマリファナ吸引が問題になっていますが
こちらでもこれにお小遣いの大半を使う学生も少なからずおります。
決して有り余るお金を送ってはいけません。

ちなみにサンフランシスコはニューヨークとならんで
アメリカで物価が一番高い都市といわれております。
参考までに。

アメリカ移住物語(15)

年が明けて新年早々の私たちの新居は
コンクリートの打ちっぱなしのガレージ奥の農作業部屋でした。
床にベニヤ板を置きカーペットの下敷きになるパッドを敷き詰め
昼間はダイニング兼リビング、夜は寝室になる一間暮らし。
明かりは天井からぶら下がった裸電球がひとつ。
写真で見た戦後間もない日本の家庭の一コマのようでした。
朝は川の字に敷いた布団をたたみ子供たちの小さなお絵かきテーブルで食事。
料理はBBQのコンロで、結構それひとつでバラエティ豊かな
食事ができました。

農作業を終えて子供を寝かしつけたあとにはペンキ塗りが待っていました。
一日でも早くまともな家にするためには室内のペンキを塗る事が
先決でした。
夫とおしゃべりすることもなく黙々と深夜までひたすらブラシを動かしました。
天井に夢中になっていると後が大変。首がまっすぐにできず暫くは
筋肉痛に耐えなければいけませんでした。

睡眠以外は肉体労働の一日でしたが
もう長い道のりをかけてキヘイまで往復しないでいいのが
精神的に楽でした。

雨季が終わり春一番の強い風が吹く頃、ようやく昭和初期の生活もおしまいになり
本当の新居が完成しました。
この家が完成するまでにどれだけの人々に支えられ、お世話になったことでしょう。
感謝の気持ちをこめて畑で採れた野菜でおもてなしをすることにしました。
一番心配していた私の両親も日本からやって来ました。
50人ものお客さんに両親はAloha Spiritがどういうものなのかを理解し
日本人が忘れかけている人情が残るこの島の人々に感心していました。

クリスチャンでもない私たちに何かと気遣ってくれた牧師先生がお祈りをしてくれました。
「この家によい風が吹きますように。」

ちょっと気になるアメリカ留学(1)

今年の初めにアメリカ留学について書くと言っておきながら
すっかり忘れておりました。
私は日本人留学生がまわりにいっぱいいる環境で
いやでもいろいろなお話が耳に入ってきます。
そこで今時の留学、ためになる話、失敗談など
気がついたことを書き綴ってみたいと思います。

最近多いのは30歳以上女性のの語学留学。
日本で大学を出て、数年お勤めをした後退職をして
アメリカにやってくるパターンをよく見かけます。
聞けば日本では大企業、国家公務員など
人も羨む職業に就きながらそれをあっさり捨てて。
日本での仕事をやめた理由やアメリカで英語を
学びたい動機は人それぞれですがその先の将来のことを
考えていない人多し。

学生ビザ5年が切れて日本へ帰った人たちの
再就職は予想以上に厳しいようです。
年齢的にも条件が悪くなって家族や親戚からうるさく言われ
それがいやで再度留学を試みようとしている方もいます。
しかし、30歳以上の人の語学学校においての学生ビザ延長は
ほとんど許可されないそうです。
私のまわりでも何人の人間が泣く泣く日本へ帰ったことでしょう。

もし、お心当たりのある方はよくよくお考えくださいませ。

どうしましょう?クリスマス

Post-147行きたいというか帰りたいというかマウイ島に飛べたらと考えておりました。
家の納戸に仕舞い込んである写真とか食器類をサンフランシスコへ
持ってきたいのです。
3年も帰っていないので家も気になります。
しかし、航空運賃高すぎ!!
同じ料金でイタリアのローマまで飛べます。
私一人でもいいのですが家族がそれを黙って許すはずありません。
あっさりあきらめてサーチャージがなくなるまで待ちましょう。
(しかし、イスラエルがイランを攻撃してもっとオイルが上がる可能性もあるけど。)

毎年恒例のレイクタホへのスキーはパスだった昨年。
伝説の運痴と高校時代の友人に言われる夫が
唯一、カッコええおっちゃんに見えるのがスキー。
寒くなってくるとやはり行きたくなってムズムズするそうです。
近場でお手ごろなクリスマスです。

ホテルを検索していたらビックリ!!
ピッタリ同じ日、クリスマスイブで2年前の約5分の1のルームレート。
この夏は閑散としていたと噂で聞いていたレイクタホ、やっぱり
冬も御ひまのようです。

夫「グランドキャニオンもええよ。あの景色みたら人生観変わるで。」
全然変わっていないように見えるんですけど。
しかし、サンフランシスコから車で15時間も耐えられるか?

少ない予算でみんなが楽しめて思い出が残り、有意義な時間を
過ごせる、主婦はこんなところまでやりくり上手に考えなくては
なりません。
悩める秋の夜長の人妻でした。



2年前のタホ、元気だった頃のナナも一緒に雪遊び。

大統領選挙

Post-144さてさて、どうなりますことやら。

ヒマな時間に Amazon.com にて女物Tシャツを見ておりますと
ObamaシャツかPaul Frankのサルのシャツばっかり。
これもなんか関係あるのかしら?

私の恐れているのはアメリカ民主党は日本嫌いが多いから。
クリントン時代におこされたヤクザの因縁以下の訴訟の数々。
トヨタ、ダイセル、三菱自動車、東芝、旭光学などなど。
ブッシュ政権になってからピタリと止んだのはナゼ?
アメリカに生活の基盤がありながらやはり想うのは故郷日本への影響。


大学ではものすごい盛り上がりだそうでクラスを休んでしっかり選挙にも
行くらしく、休み時間にはTVに皆釘付けとか。
日本の若者と違ってこういう熱いところがある国には未来を期待してもOK?

雨季に入ったサンフランシスコ、私の心も雨模様

事件でした。
私のバッグが仕事場から盗まれました。
ラテン系の女2人が私と娘に関心を寄せておいて
その隙にもう一人が持ち去りました。

この手口は10年間前にラスベガスの空港ゲートにて
やられてのと同じ。
一人がコインを床にばら撒き拾うのを手伝っている隙に
父のバッグが盗まれました。

ラテン系の不法移民の犯罪パターンのひとつ。
気になるのは犯人の一人は15,6歳の少女。
主犯は母親のようでこんな歳から犯罪の手伝いをさされて
彼女の人生は母親の道をとたどるのかと思うと
娘を持つ私としては少女を憎めない。

盗まれた事にすぐに気がついたので娘と手分けして
銀行、クレジットカード会社に電話をしてすべて使用ストップ。
夫にも手助けの電話をすると
「オレ、口座番号わかれへん。」
誰だって覚えていません。どうしたらいいか考えろっちゅうねん。 :emojiface_angry2: :emojiface_angry2: :emojiface_angry2:

生まれてこのかた財布を落としたり、盗まれたりしたことが
なかったのでものすごいショック。
現金はさほど入っていなかったのですが
免許証、チェックブック、娘にプレゼントしてもらったブランドの
化粧ポーチ、そしてカメラを失いました。
家にパスポートがあってよかった。
これがなかったら写真付きのIDがなく
私が私である証明ができませんでした。

翌日朝一で免許証の再交付に行ったり
銀行で何度もチェックしたりで大変。
いまだ銀行からお金が引き出せず、
手持ちの現金で細々と暮らしています。

カメラがないのでブログに写真が載せられません。
娘が貸してくれるというけれど自分の写真ばっかりアップしそう。
そういえばサンタさんがクリスマスに一眼レフを
プレゼントしてくれるらしいけどEarly Christmas Presentが
Fedxで送られてこないかなー。 :emojicamera: