
アメリカ本土も日本列島も不況、不況と言われておりますが
私の受ける感じではマウイが特にヒドイ。
夫の友人いわく「観光業界の日本人サイドは死んでいる。」
撤退した会社、見切りをつけて日本へ帰った人々、
リストラされた人たち、どれだけの数になるのかしら。
最盛期には毎日3ケタの観光客が大型バスで訪れたためオフィスを拡大して
いた大手旅行会社はマウイ支店をたたんだりビルの一角を間借りし
この厳しさをしのでいます。
こうなった理由のひとつに日本からの旅行者を軽視したことにもあると思います。
アメリカがバブルで本土からの旅行者で溢れかえっていた頃、
ホテルは日本人ゲストサービスという存在を無くし、
日本からの予約を難しくした結果が影響しているのではないでしょうか。
マウイ郡はこの島の財政源となるビジネスを模索してIT関連の企業を誘致したり
海洋学でビジネスにつながる研究などにも協力をしてきましたが
いまひとつパッとせずマウイ島の経済的な潤いにはなっていません。
私はこの島の経済を支えるのは観光しかないと思うのであります。
アメリカ本土だけではなく日本をはじめとするアジア諸国や
もっと世界中にマウイ島のすばらしさをアピールして多くの外国人にきてもらえる
よう観光というビジネスに集中すべきだと思うのです。
そこで微力ながら私に何ができるか?
いまそれを考えています。
3年半ぶりにマウイに帰った私はこの島のゆるーい時間に癒されました。
人々の暮らすスピードやどこからでも見渡せる大きな空やたっぷりある緑。
時間の感覚が日常の生活とは異なって感じ
海に沈む夕日でその日の終わりを感じられた日々。
忙しい毎日で自分の生きている道が正しいのかと思い悩んでいるをそこのあなた。
だまされたと思ってぜひぜひ、おいでやすマウイへ。
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