おいでやすマウイへ(その4)

Post-188今日は娘にお使いを頼まれて。
ここは西マウイのはしっこカパルア。
昨年、130億円を掛けて改装されたリッツカールトンホテル。
こちらはレジデンシャルスイートをホテルプールにて販売もされているようで
3000万円台からあるそうです。
しかし、年間管理費が500万円ですって!!
ひと月割りにしたら40万円越えていてその金額でかなりいい賃貸マンションが
借りられると思うのは庶民の悲しさ?
しかも一番高いお部屋を購入されたのは日本人だったそうです。 :emojiface_gesso:

庶民の親を持った娘はせめて一生に一度だけええ夢みたいということで
このホテルの海辺に面したお庭で挙式をすることになりました。






おいでやすマウイへ(その3)

Post-187アメリカ本土も日本列島も不況、不況と言われておりますが
私の受ける感じではマウイが特にヒドイ。
夫の友人いわく「観光業界の日本人サイドは死んでいる。」
撤退した会社、見切りをつけて日本へ帰った人々、
リストラされた人たち、どれだけの数になるのかしら。
最盛期には毎日3ケタの観光客が大型バスで訪れたためオフィスを拡大して
いた大手旅行会社はマウイ支店をたたんだりビルの一角を間借りし
この厳しさをしのでいます。
こうなった理由のひとつに日本からの旅行者を軽視したことにもあると思います。
アメリカがバブルで本土からの旅行者で溢れかえっていた頃、
ホテルは日本人ゲストサービスという存在を無くし、
日本からの予約を難しくした結果が影響しているのではないでしょうか。

マウイ郡はこの島の財政源となるビジネスを模索してIT関連の企業を誘致したり
海洋学でビジネスにつながる研究などにも協力をしてきましたが
いまひとつパッとせずマウイ島の経済的な潤いにはなっていません。
私はこの島の経済を支えるのは観光しかないと思うのであります。

アメリカ本土だけではなく日本をはじめとするアジア諸国や
もっと世界中にマウイ島のすばらしさをアピールして多くの外国人にきてもらえる
よう観光というビジネスに集中すべきだと思うのです。

そこで微力ながら私に何ができるか?
いまそれを考えています。
3年半ぶりにマウイに帰った私はこの島のゆるーい時間に癒されました。
人々の暮らすスピードやどこからでも見渡せる大きな空やたっぷりある緑。
時間の感覚が日常の生活とは異なって感じ
海に沈む夕日でその日の終わりを感じられた日々。

忙しい毎日で自分の生きている道が正しいのかと思い悩んでいるをそこのあなた。
だまされたと思ってぜひぜひ、おいでやすマウイへ。








おいでやすマウイへ(その2)

Post-185心配していた家の中は大丈夫のようでした。
築17年にしたらコンディション良好ではないでしょうか。
おっちゃんが造ってくれた自慢の我が家です。
畑を耕してその合間に家を建ててとあの頃の若さを思い出しました。






おいでやすマウイへ

Post-184マウイ島から帰ってまいりました。
しばらくマウイネタにお付き合いのほどを。

サンフランシスコ離陸直前のお天気情報、マウイは大雨。


カフルイ空港到着時は小雨になっておりました。


わたくし、晴れ女です。見て、家に向かって走り出せば晴天に。



家は無事あるのかしら?とドキドキしながら門を開けると。

娘の送ってきたビデオと打って変わって雑草なし。芝生は完全に死んでるけど。
にこやかにお出迎えの不動産屋のエージェントとその上司は
ヤードマンに庭の手入れをさせ、納戸には大きな錠前をつけ
この家はパーフェクトな管理といわんばかり。
「落とし前は後ほどね。」とお上品に言って家の中もよーくチェックすることにして帰ってもらうことに。

おっちゃんはそそくさと家の鍵を閉め始めました。
私「ちょっと待ていっ!!。」
おっちゃんがこの家を去って2年半、その間手入れも一切しておりません。
しかも見よ!この雑草、かつては畑だったとは思えないほど。

私「着替えてトラクターでその辺を耕してよ。」
夫「もう2年半もトラクター動かしてないから死んでるわ。」
26年の結婚生活でおっちゃんは自分がやりたくないことには
うそをつくということをよーく知っています。
近所のパイナップル作り名人に来てもうらことに。

名人いわく、このトラクターは数年動かさないでも平気。
バッテリーを新しくすれば絶対走るはず。


名人の言うとおり。
久しぶりに聞くトラクターのエンジン音。動いてくれてありがとう。

「ちぇっ、オーシャンフロントのホテルでゆっくりできると思ってたのに。」

渡る世間は鬼ばかりがつづきます

記事にしようと考えていたのがいっぱいありました。
娘の婚約者のご両親がはるばる日本からご挨拶にきてくれたり
原因不明のトイレ詰まりが何度もあったり乾燥機が壊れたりで
ドラマは毎週そこそこ見所がありました。
しかし、ここで津波にようなでっかく2時間スペシャルでもはみ出てしまうような
ドラマのはじまり始まり。
マウイから帰ってきた娘が「クラのウチの家が荒れ放題になってる。」
放置していたわけではありません。
不動産管理会社に毎月お金を支払って管理してもらっているはずだったのですが。
私たち家族の家財道具一切が入っている納戸のドアは半開きで鍵もかかって
いなかったそうです。
庭の雑草は娘の背丈まで伸び歩けないほどのジャングル状態。

こんな話を聞いていても経ってもいられません。
そんなわけで3年半ぶりに第二の故郷、マウイ島へ行ってきます。
戦いです。電話帳くらいの厚みのある書類をかかえて
お供はもちろんおっちゃん。
「外交の福田」と揶揄させるお方ですのでどうなることやら。

それでは行ってまいります。



どうせ、オレがクレーム言わされるんやろなー。男はつらいは。

渡る世間は鬼ばかり

Post-181このところ、なにかとハプニングが多い我が家。
橋田壽賀子氏に脚本を書いてもらってドラマ化したら高視聴率間違いなし。

特に娘の結婚式をどこでするか?でドラマ10話分。
家族それぞれ自分の行きたいところを主張して式場の対象は
全世界にまで拡大しました。
また、バケーションを兼ねた各々の理想の日時を
自分の案がどれほどよいかとプレゼンテーションさながらで
激しいアメリカン的な論議が繰り広げられました。

結果として娘が自分の結婚式なんだから好きにやらせろっ!!と
下見にさっさと出かけてしまいました。
式場はマウイ島。
彼女の人生のなかで一番長く住んでもっとも影響を大きく受けた場所。
小さい頃から多くの結婚式を見てきて結婚するならマウイの海辺でと決めていたらしい。

おっちゃんと私たちの作戦は見事失敗に終わりました。
なんの権限も与えられずその日を待つのみ。

マウイは私たち家族にとって15年も住み第二の故郷であります。
在マウイ日本人は300人も満たないこの島では知らない人のほうが少ないくらい。
噂を聞きつけて「私も参列する。」という人、どんだけいるかしら?
あの人招待して、この人やめよう というわけにはいかないのが難しいところ。
田舎って日本もハワイも同じなんです。
さて、今度は参列者について討論しましょうか。
ドラマはつづく。

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