豚インフルエンザのアメリカンな反応

娘の結婚式に日本から来てくださる方々よりメールや電話が入ります。
「豚インフルエンザ、そちらではどうなんでしょう?
ハワイに行って大丈夫でしょうか。」

メキシコなんて対岸の火事(カリフォルニアと陸つづきですが)と感じ
深刻に考えていませんでした。
買い物に行ってもお客さんと話してもそんな話題はあがりません。
よりによって本日のうちのナンバーワンオーダーは豚のショウガ焼きでした。
学生に聞けばバスの中で医療用マスクをしているのは日本人だけで
他のアメリカ人乗客が不思議そうに見ていたそう。

地元サンフランシスコクロニクル新聞をチェックしてみました。
身近なところではカリフォルニア州都サクラメントの小学校で数人が
豚インフルエンザに罹ったようで学校が休校したらしい。
豚インフルってSwineFlu(スワインフルー)っていうようです。
娘よ、ピッグフルーとはいわないんですよ、
ひとつ賢くなった、母と娘。
で、対策として今や誰でも知っている手洗いやうがい、疑うべき症状のときは
即、ドクターへ。
おまけにメキシコからやってきた人には注意を!って会う人にごとに
聞かないといけないんでしょうか。
「メキシコに行ってた?」って。

日本の方になんて返事すればよいのでしょうか。
アメリカ人は無関心だから大丈夫、なんていうのはチト無責任。
一刻も早く豚インフルエンザが治まる事を祈るばかりです。

ウェザーインフォーメーション@サンフランシスコ

Post-198早とちりで春宣言をしたのはいつだったかしら?
あれから雨がつづき、2年前の5月まで雨が降りつづき寒かったいやーな
思い出がよみがり今年もそうだったらどうしよう :emojiface_sad:
と心配をしていましたが幸い3月で雨はおしまいになったようでした。

4月に入ったもののイマイチ気温が上がらず春らしいほわーんとした
暖かで眠たくなるような日が来る気配がなかった先週。
突然、真夏日  :emojisun: 到来とばかり一気に32度まであがりました。
娘はデカイ業務用冷蔵庫へ入ろうと企むは麦茶作りに追われるはで
こんな日々がつづいたらどうしようと思い悩んでいましたが間もなく
今度は木枯らしが吹く真冬日に。
今夜なんか9度ですよ。

で、いったいサンフランシスコの春はいつお知らせしたらよいのでしょうか。

「春になったわね。」
スーパーで後ろに並んでいる女性に声をかけられました。
見ると私が持っているイチゴのパックと同じのがカゴに入っていました。
私たちふたりだけではありません。
レジに並んでいる人は皆抱えていました。
こんなにイチゴが大安売りでスーパーに並ぶなんて
絶対春です。
寒くっても春です。改めて春宣言させていただきます。
1Kg近く入ったパックが1ドル99セントなんです。

爺と行くユタ州(2)

Post-196今回の旅行で利用したのがオークランド空港。
ベイブリッジを渡ったイーストベイにあります。
サンフランシスコからだとなるべく避けたい空港。
なぜならサンフランシスコダウンタウンからベイブリッジにかけて
渋滞がひどく、ウチから2時間もかかったことがありました。
フライトスケジュール上、時間が有効に使えるということで
やむなくこちらをチョイス。
早朝だったせいで40分で到着。

この空港は都会オークランドにあるわりにはこじんまりとしていて
チェックインカウンターから荷物をピックアップするターンテーブルまで
見渡せます。
飛行機の発着料がお安いので飛行機運賃も若干SFOより
低めです。

こんな小さな飛行機何年ぶりかしら。
アメリカでは国土が広いため隣の町まで行くのに
小型の飛行機をバス代わりに使う人が多いって
いいますがバスよりちっちぇー。

意外と飛行時間が短いのね。
ネバダ州を越えて1時間半です。
小さい飛行機はやっぱり空港のゲートには直接つながれず
スロープタラップを降りて到着です。


山々はまだまだ雪、お天気ですが気温は15度くらいで半そでTシャツに
ジャケットはフリースではちょっと寒いです。

ここからは暖かくなる とある場所へ車で380Kmほど走ります。

爺と行くユタ州

Post-195ただいまー。
プリンセスユタです。
感の鋭い方はおわかりですね。
そうです、今回はカリフォルニア州の隣りはネバダ州、そしてそのまたとなりのユタ州に
行ってまいりました。
サンフランシスコとの時差は1時間、飛行時間は1時間半でした。
州都ソルトレイクシティから4ヶ所の国立公園めぐりで総走行距離は1500Km、
神戸からざっと札幌まで走ったことになります。
こんなに車で走っても北アメリカのほんの一部、
やっぱりアメリカって広すぎ。
全米制覇するには100年くらいは必要かと。


ところで久しぶりに旅先で夫婦喧嘩をやりました。
犬も喰わない何とやら申しますが旅行記でなるほどなーと
感じ取っていただけると思います。
そんなわけでおっちゃんの呼び名をおっさんあるいは爺に格下げを
すると言うと
「どっちでもええわ。気にしてへんもん。」
夫婦喧嘩の後遺症でいじけて凹んでおります。
というわけでこの旅行記では爺=おっちゃんのことです。
ご了承くださいませ。

それではユタ州、国立公園めぐりと州都ソルトレイクシティの旅は
近じかアップされる予定の
リンクUSAオフィシャルサイトにてご覧ください。
そして、こちらのブログではこぼれ話やメイキングオブユタ(作り話ではありませんが。)などを
綴っていきたいと思います。

おっちゃんと行く旅

Post-194どうして旅にでるのか。
私の場合、
日々の暮らしは同じ時間に起きて、
同じルートで仕事場へ行き、会う人もほとんど同じ
見上げる空も同じ。
そんな日々が続いてくると
どっか行きたいなー病にかかります。

まったく見たこともない景色、空の色、触れ合った人々、
ニオイなどすべてが新鮮で日常と違う世界。

旅を終えて家路に向かう車の中で楽しかった旅のエピソードを
語り合い、翌日の朝食のために立ち寄ったスーパーで
日々の現実に引き戻されます。
そして、また、明日からがんばって働こう!!
そういう気にさせるのが私の旅なのです。

お米持ったよ、海苔にたくあん、梅干ももちろん!
遠足気分で行ってきまーす。

少子対策より結婚推進対策

Post-193なぜかピントはずれで税金使って国民の役にたつのかと思う少子化対策。
子供を生んだらいろいろ優遇されると言われてどんどん生みましょうって
思う人いるのかしらか?今の時代。
もう夫婦になった人たちにこれ以上生みなさいといっても無理ポ。
自治体が2,3人目からお金を支給すると
いったところでそれだけで出産率が上がるとはチト、安易すぎではないでしょうか。
みなさん、賢くって知識も豊富でこの生きにくい今の世の中で子供は
育てにくいと考えて多くは生まないでいるのでしょう。

それより、なぜ、結婚推進対策を考える政治家はいないのか?
世の中、独身の男女があふれあちこちで日夜、合コンが行われて
いるにもかかわらず成就したカップルは少ないと聞きます。
昔と違っておせっかいな近所のおばちゃんや仲人好きな上司とかが
消え去った今、男女をくっつけた人には報奨金を支給する法案って
どうかしら?
結婚したふたりにはその年、消費税が全部返ってくるとか。
結婚による経済効果はすごいです。
まずは結婚式にかかる費用。
式場となるホテルや会館、披露宴のお料理、引き出物、
ゲストはこの日のために洋服を新調、写真撮影などなど考え出したら
きりがないほどのビジネスが動きます。
ふたりの新居は賃貸であれ購入であれ不動産業界が活発になります。
電化製品をはじめとする生活用品一式もお買い上げ。
っていうことでいろんな分野にわたって日本全国が潤うわけです。

そうなると生めよ増やせよと少子対策なんてしなくても
自然に家族が増えてくると思うのですが。

我が家もこの不景気で停滞している経済が活発になるように
バンバンお金を使っておりますよーっていうか
やっぱり結婚ってお金、掛かります。

この人、ドレスのことしか考えておりません。

息子っていうヤツはどーしようもありません

神戸の母からの電話でウチの息子と1週間連絡がとれないとのこと。
「いやな予感がする。病気で倒れているのかも。
あるいは拉致されてどこかに連れていかれてしまったか。」
すごい想像力!!人間、年をとるとネガティブに考えるようで
心配でしかたがないらしい。
母を安心させるために息子を捜さねば。
まずは学校に電話を。
「ウチの息子は学校にきておりますでしょうか?」
学校職員と思われる方「当大学には数万人の学生がおりまして
そういったことは把握できません。それにまだ新学期は始まっていませんし。」
バカっ母丸出しで大恥かきました。
きっと電話を切ってからみんなで笑っているんでしょうね。
子供は親の背を見て育つといいますがアホ息子に育った原因は私だったのでした。

で、引越したばかりのアパートには管理人さんがいたことを思い出しました。
仲介してもらった不動産屋へ事情を説明して管理人さんの電話番号を聞きました。
「へーそうなんですか。5日前に息子さん、走っているの見ましたよ。
急いでいたようなので声はかけませんでしたが。」
5日前には走るほど元気だったことが判明。

管理人さんに2回ほど電話するがお留守のようで
時差の関係で母に電話を頼みました。
おっちゃんにのアドバイスは的外れが多いので聞きもせず
娘に相談をしたら
「ミクシィでチェックしてみる。日記をアップしてるかも。」
すると
8時間前にログインしていた!!コンピューターってすごい。

翌早朝、母からの電話で起こされました。
「管理人さんと話したよ。3日前に洗濯物をベランダに干していたんだって。」
管理人さんはご丁寧にも息子の部屋の前まで行って携帯に電話をしてくれた
そうですが中からは呼び出す音は聞こえず空き室の隣のベランダからも
のぞいてくれたそうですが真っ暗で人がいる気配はなかったそうです。
なんて親切な管理人さん、感謝感謝。

5日前→3日前→8時間前 息子はどこにいるのか?
サスペンスドラマへの展開か?

ここで話は急展開、
管理人さんは息子の部屋の真下に住んでおられて
真夜中に上で物音がするので起きて息子の部屋に行ってみると....
息子がいた。
おばあちゃんをはじめとする家族が心配をしている趣旨を伝えると
ケータイが水没して壊れていたそうです。

おっちゃん「そんなことやと思っとたわ。行方不明でもお金がなくなったら
連絡してくるからほっといたらええねん。」
さすが似たもの親子。よーく気持ちがわかるようで。

親子2代、ラテン系お気楽人生。

おいでやすマウイへ(5)

Post-190マウイネタはこれでおしまい。
今回の騒動はいろいろ調べてみると
不動産会社が勝手に鍵を付け替えているは洗濯機や
納戸にしまってあったいろんなモノが消えていたりで
ボロボロと問題が出てきました。
こういう時ってアメリカならではのきっちりとした契約書がモノをいいます。
向こうは一言の反論もできなかったのですが
今後の対応はどうなるんでしょうかね?

とりあえず、同じ敷地に住むテナントに見張りを頼むことに。

ひとり暮らしなのになんでこんなにいっぱいモノがあるのかしら。

サンフランシスコに帰る時間が近づいてきましたが
ぎりぎりまで二人で大好きな我が家のペンキ塗りをしました。


納戸の整理をしたら子供たちのゲーム、おもちゃ、工作などガラクタばっかり。
捨てようと思いましたが結局、納戸へ戻すことに。
写真とアルバムだけはサンフランに持ってきました。


最後に私がこの旅行でセンチメンタルになったこの写真。

畑で採れた野菜を洗う流しに貼ってありました。
よくもはがれずにあったものです。
「大根を洗った後のお水はバケツで朝顔にかけてください。」
この朝顔は亡くなった父が神戸の実家の庭で取れた種をくれたものでした。

ここでは涙が出そうになりました。

今はなき、アロハ航空の貨物用のチェックイン場所
3日にあけずここにやってきました。
スイートバジルをシアトルへ出荷。
ホノルルへは大根、カブ、小松菜など日本の野菜を。
そして大学一年生だった娘にはおかずを冷凍して送ったりしました。
野菜の入った箱が次々とトラックで運ばれてきたりホノルルからは
コンティナーが店先に並ぶ商品を載せてやってきたりで
忙しかったこの場所。あの頃はもうないんでしょうか。

後ろ髪を引かれる思いでマウイを発った私。
私「いま、帰れる状況にあったらすぐに帰るかも。」
おっちゃん「オレ、田舎嫌い。都会のザワザワしたところがええわ。」
私「ほんとにマウイに帰るって決心したら。」
おっちゃん「ついて行くしかないやん。」
私たちの老後の道しるべが少し見えたようです。

今日から消費税9.5%になりました

Post-189お題のとおり、4月1日よりサンフランシスコ市でお買い物をすれば
9.5%の消費税をいただきやす。
元は8.5%で1%上がっただけなのに
人間、不景気な時は悪いほうに考えるようで
「それって商品の1割じゃない!!」と。
よって3月は駆け込み購買力がアップしたそうです。
その反動が4月以降怖いけど。
カリフォルニアの財政難のしわ寄せがきているわけですが
シュワちゃんはハリウッドに帰ったほうがいいみたい。

今朝、娘の開口一番、
「ぶー輔(息子)が私の結婚式に来れないんだって。」
私「えー、なんで。」
娘「彼女ができて一緒にいたいからだって。
その彼女32歳でバツいちで5歳の子供がいるんだって。」
私「えっー、えっーまじでー :emojiface_gesso:
娘「今日は何の日が知ってる?」
近頃、結婚式を始めとする考えることが多い私に
いくらエイプリルフールとはいえ一瞬でも悩ませた鬼娘。
とっとと嫁に行ってしまってください。