今年も来たぞゲイ週間!

今年もやってきましたプライドウィーク、ゲイたちのお祭りです。
インフォメーションセンターもゲイの象徴、虹色の旗でデコレーション。


マーケットストリートをゲイの人たちが練り歩きます。
今年は10時半から2時半まで4時間たっぷりとお楽しみいただけました。


パレード前から沿道には多くの人たちが詰め掛けてきますので、
背の低い人はまったく何が起こってるのかわかりません。
ちょっとでも登れるところがあるとたちまち人が集まります。


ここでパレード観覧の必需品をご紹介します。
この脚立があればしっかり見ることが出来ます。


交通整理のおまわりさん?もやっぱり裸です。


人が集まるとやっぱり金儲けをしようとする人が出てきます。
この人たちはどう見ても普段はホームレス。
どこかのスーパーから拝借してきたカートにゴミ袋をかぶせて、水やビールなんかを売っています。


ふと向かいのビルの3階に目をやると、そこにも人が。いったいどこから登ったんでしょうか。

一生の友、たける君

Post-212なりよりも炭水化物が大好きな私。
お肉や魚がなくても生きていけますがお米なしは考えられません。
そんな私にとって困るのはアメリカ国内旅行。
気軽に白いゴハンが手に入るのはとても難しいのです。
旅行初日のディナーからどんなにご馳走を食べても
「ここに白いゴハンがあったもっとおいしく感じられるのに。」
と考えてしまいます。

B型の私は常識破りの発想をします。炊飯器を旅行に持っていくこと。
一番小さな炊飯器とジップロックに入れたお米が
私の旅の必需品となりました。
インスタントのお味噌汁、佃煮、梅干
ゴハンが余ればおにぎりにして腰にぶらさげどこへでも行けます。
鬼退治の桃太郎の気分になったようで怖いもんなし。
しかし、トランクにこの相棒たちを詰め込む時、
おっちゃんの冷たい視線が痛い。
「ごはん炊くだけでなんでそんなに荷物になるん?」

それが最近、コンパクトで画期的なランチジャー型炊飯器を発見しました。
その名も「たける君」
日本では保温のみですが
これはなんと仕事場でご飯が炊けるんです。
おかずは家から調理済みを持ってきて
炊いているゴハンの上にタッパーごと乗せていると
ご飯を炊く熱でおかずも暖かくなるというわけです。
日本のショッピングサイトで調べてみても売っていないようです。
私の鋭い推理では中国人が作ったと思います。
中国民族は冷めたものを食べるのを非情に嫌いますから。
不況で手作りお弁当持参が流行るご時世、
華僑の人たちが考えに考えた末、開発したんでしょうね。

もちろんユタ旅行にもお連れいたしました。
近くのミニスーパーで買った冷凍おかずも
加わりけっこう豪華になりました。
外食好きなおっちゃんは不満そうでしたが。

それでは 明日から旅に出ます。
今回はたける君はお留守番です。
ついでにおっちゃんも置いていきます。
だって、お米のおいしい、いえ、なんでもおいしい
国へ行くんですから。
前回の帰省で学んだ教訓
「里帰りは一人が楽しい。」
行ってきます。

P.S
最近サンフランシスコネタがないとクレームありました、byおっちゃんジュニア。
私がいない間おっちゃんが耳寄りでタイムリーなサンフランシスコ情報を
お届けしてくれるそうです、乞うご期待。

鬼娘の結婚式@マウイ披露宴

Post-211式が終わって大急ぎでレセプション会場へ。
鬼娘の言いつけどおりにテーブルに飾り付けしないといけないのです。
私たち家族、義母、そして友人を巻き込んで何とか
無事、それらしく仕上がりました。


亡き私とおっちゃんの父の席も用意してもらいました。
初孫で溺愛した孫娘のことを一番心配しているのはこのふたりではないでしょうか。

最初で最後になるとおもう父と娘のダンス。
注目すべきはやっぱりおっちゃんの顔。

















深夜近くまで及んだ披露宴。
朝から準備で走り回りお開きの頃にはぐったり。
娘がお嫁にいった寂しさより開放感でいっぱいの今の気持ち。
成人したといっても嫁ぐ前は親の責任意識がありましたが
ひとつ肩の荷が下りた感じです。

これからはおっちゃんと本格的に第二の人生を楽しもう!!
おっと、忘れていました、もうひとり手のかかる奴がいたことを。
人生、楽するにはまだまだのようで。

アメリカンなお酒の常識

Post-210ユタ旅行記に書きましたABCについてちょっと。
正式にはAlcohol Beverage Control と言いまして
いかにアルコール飲料を厳しく規制する課といったところなのです。
アメリカは禁酒時代の影響でいまでもお酒に対して非情に
厳しい法律があります。

例えば公園やビーチといった公共の場では飲んではいけないことになっていますし
バレると罰金あるいは禁固刑が待っております。
また、封を開けたアルコール飲料は車に積んではいけないことになっているので
友達が「半分飲んだけど後はいらないからな持って帰って。」というような
ウイスキーを決して家に持って帰ってはならないのです。
日本で飲み屋界隈を会社の同僚と肩を組みながら酔っ払って
千鳥足で歩いているおじさんたちをよく見かけます。
その辺の女性にちょっとエッチな言葉でからかったり大声出したりしていますが
アメリカではポリスオフィサーに叩きのめされて留置所へぶち込まれます。
こういったことは警察のお仕事になるわけですが
ABCは警察に負けず劣らずの権力を持っております。

一昔前、知人が居酒屋で働いていた時のこと。
カリフォルニアでは午前2時を過ぎるとアルコールの販売は中止しなければいけません。
しかし、その居酒屋は時間を守らず営業していたそう。
ある日の午前2時過ぎ、客を装ったABCの捜査員に踏み込まれました。
その場で店のドアーにチェーンをかけられオーナーも入ることができないようにされました。
外にはデカデカと「この店はアルコールに関して法律を破りました。」byカリフォルニア州
という張り紙付きでさらし者状態。
バーなどはそれを恐れるため午前1時45分くらいになると
テーブルの上の一切のグラスを下げるらしいです。

私の店もワイン&ビールのライセンスを持っていますが
これを取るの一苦労でした。
オーナーが5年以内に犯罪暦があると取れません。
(警察署に行って指紋を取りFBIへ照合したりとややこしい。)
近くに教会、学校があるとダメです。
また、ご近所にはアルコールを販売する趣旨の手紙を送り
異議のある方は裁判所にて公聴会があるので
行ってください。などなど
道のりは厳しいのでした。
それでもワイン&ビールのようなアルコール度数の低いのは
誰でも申請することはできるのですが
ウオッカやウイスキーのようなハードリカーは
地域で数が決まっており決して増えることがないようにしています。
それゆえ、どこかの店がライセンスを売らないかぎり不可能なことなのです。
いまは不景気で新しくバーをオープンさせようとする人たちが
多く存在しないので価格はそれほど高くはないらしいですが
バブル時代にはライセンス売買が1千万円以上したことがあったそうです。
たかがお酒されどお酒ですね。

ユタ旅行記 今では笑って済ましてあげましょうの巻き

Post-209この旅行中、夫婦喧嘩をしましたと以前に告白しましたが
その発端がこれなんです
ユタの国立公園で一番いえ、世界的に有名なデリケートアーチ。
ここにたどり着くまでのことです。
正規のルートはリンクUSAのオフィシャルサイトにて
ご説明申し上げておりますが
実はおっちゃんのいや、爺の知ったかぶりでえらい目に・・・・・

なんかすごい急な岩肌を登って行きます。
さっきまで人がいっぱい歩いていたようですが私たちだけになった?
爺「気合を入れて行く場所なんや。みんな根性なしやな。」




爺「ジャンプして怪我したらほっていくでー。」
岩と岩の間は悠に2mはあります。
10年若かったら飛んでました。



まだあー?と少々疲れ気味の私の前にこんな岩壁が。
爺「これを登りきったらデリケートアーチが見えるねん。」
これってハイキングとかトレッキングとかのレベルじゃなくてロッククライミング!!
先ほど出会った人たちのことを考えました。
ヒールのあるブーツを履いた女性、まだ幼稚園児と思われる子供たち。
あの人たちは絶対無理でしょう。
爺「そらそうや。デリケートアーチはほんまに見たい人だけがいける所なんよ。」



登りきったと思ったら絶壁!!!!
お尻がモゾモゾするほど怖い。
爺「道を間違ったみたいやな。撤退。」
簡単に言わないで、どーやって降りるの?


爺「怒ってるみたい。近づいたら石投げられそう、距離をとって歩こう。」


やっとの思いでアーチを拝むことができました。
たくさんの人が来ていました。
そう、さっきのヒールのブーツの女性も幼稚園児たちも。
みなさん余裕で写真を撮ったりビデオとかをまわしています。
疲労困ばいで岩に横たわるのは私だけ。

何事もなかったようにえらそーにポーズをとる爺。
ここだけの話、ロッククライミングはおもしろかったです。
でも、よい子の皆さんはまねしちゃだめですよ。
正規のルートで美しいデリケートアーチを見ましょう。

鬼娘の結婚式@マウイ(その2)

Post-208さて、いよいよセレモニーの当日になりました。
お天気があまりよくありません。
義母「わたしはどこへ行っても晴れるから心配しないで。」
晴れ女に期待しましょう。



メイクアップ中の娘は式直前におっちゃんと披露宴の打ち合わせと
称して実は命令。やっぱり鬼。





お待たせをいたしました。
リッツカールトンマウイカパルアのガーデンにて式が始まります。

リングボーイの登場。
ボクのお父さんは毎日のように結婚式の重要な役だと
お話してくれたそうで3歳なのに立派に果たしてくれました。
お兄ちゃんもお手伝いありがとう。


ホントにお待たせ、バージンロードを歩いてくる父と娘。
おっちゃんの表情にご注目ください。










パラパラと雨が来ましたが虹も出てめでたしめでたし。

鬼娘の結婚式@マウイ

Post-207無事何とか娘の結婚式を終えてサンフランシスコに帰ってきました。
今、思うこと、やっぱり娘は鬼だった。
そして成人した子供たちを持ち、一通りの親の経験はしたつもりでありましたが
他人を家族に迎えるということと
結婚式を終えるまでがどんだけ大変だったかとしみじみと感じ
親業は大変だとあらためて思いました。
今更なんですが私、おっちゃん共の両親はエラカッタ、感謝、感謝です。


今回のマウイ旅行の任務はふたつ。
結婚式遂行とマウイの宣伝。
前回の3月の旅行で「死んでたマウイ」をいかに生き返らせるか。
行きたいわー、と思わせる写真を撮るぞ!!と意気込んでおりましたが
鬼娘のおかげで走りまわってろくな写真を撮っていません。
せめて結婚式の写真で挙式はマウイでと検討されるカップルが
いらっしゃいましたら幸いでございます。

それでは結婚式の前日から。
アメリカではこの日に両家が集まってお食事をするとのこと。
もちろん主催は花嫁、&花婿。
総勢10人を超え、レストランでするには相当な負担になるはず。
そこでビーチでのBBQパーティを提案いたしました。


が、ビーチでの場所取りをおっちゃん、息子で2時間前から。
写真のとおり、おっちゃんは火を熾してお肉を焼かされる。
途中、急用でホテルへもどって私は知らなかったのですが
後片付けはおっちゃんの母。
これってふたりは勘違いしていない?
向こうの家族は一切何もせずお客様状態。
多分これも私たち主催って勘違いしているんでしょうね。
ビーチに戻れなかった私はあとから聞いて複雑な気持ち。
お義母さん、はるばる京都から来てもらってこき使って悪かったです。


私の親友ふたりも日本からやってきてくれました。
こんな機会はめったにないと深夜まで声をからしてしゃべりまくり。
そして部屋にかえるとおっちゃんがひとり内職。
聞けば娘が披露宴のときに各テーブルに飾ろうと
考えていた小物にリボンを結ぶのをすっかり忘れて
今頃になって泣きついてきたらしい。
ハサミも用意していなくておっちゃんが買いに走ったそう。


:emojinote_eight: とーさんが夜なべをしてリボンをむすんでくれたー。 :emojinote_eight:

ホントに準備万端なのでしょうか。
考えたら寝られなくなってきました。

ユタ旅行記はじまりました

大変長らくお待たせをいたしました。
どなた様もすっかりお忘れのようですが
4月半ばのユタ旅行のレポートが
リンクUSAのオフィシャルサイトにて
連載が始まりました。

ユタ州の国立公園めぐりと聞いて正直、興味ありませんでした。
知ってることといえば州都ソルトレイクで行われた冬季オリンピックと
モルモン教の総本山があるということだけでした。
モルモン教といえばカフェイン、アルコールはご法度。
わたくし、朝はコーヒーなくては生きていけませんし、ワインと
おっちゃんとどっちが大事かと聞かれればワインと即答します。
ゆえにユタ州全体では人口の70%がモルモン教徒では
さぞかし居心地が悪いのではと偏見の目で見ておりました。
しかし、時代はずいぶん変わったようでモルモン教徒の若い方々は
嗜まれ、どこに行ってもコーヒーショップはありました。
実際に現地で触れてみないとわからないことでした。

4つの国立公園めぐりではただ、ただ、自然に感謝し、
長い歴史の中で作られた芸術にひれ伏すくらい圧倒されました。

3週間ほど前にユタ州特集が関西のテレビで放映されたそうです。
神戸の実家の母が私のユタ旅行を聞いていたので
見たそうですが自称他称ともに認める自然大嫌い派の母が
「行ってみたい。」
いかに景色が美しいかを語る母、あなたの娘はじかに触れてきたんですよー。

というわけでご興味のある方はどうぞご覧くださいませ。
私とおっちゃんは鬼娘の結婚式に向けてマウイ島へと旅立ちます。
どーなることやら。ハラハラ  :emojiface_koma: ドキドキ。