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Post-238大嫌いなこと、整理整頓。
家はなんとなくこざっぱりと片付けております。
しかし、見えないところはぐちゃぐちゃ。
例えばキッチンのキャビネット、扉をあけるとタッパー類が雪崩のごとく落ちてきます。
バスルームにおいてはセールの時に買いだめしたせっけん、歯磨き粉やおっちゃんの
ロゲインなんかがごちゃ混ぜになって 引き出しを閉める時は中から悲鳴が
聞こえてきます。
IQ148の私ですがカテゴリー別に分ければと言われてもそれが理解できません。


そういうわけで6月の鬼娘の結婚式のついでにマウイの家から
持ち帰った山ほどの写真を整理している最中でございます。
1枚、1枚眺めるたびに思い出がよみがえってきます。
何枚も写っていてえらく親しそうにしているのにこの人誰?
とすっかり忘却の彼方になった人もいます。
もう鬼籍に入ったお世話になった方々、私たちが今、アメリカで暮らしていけるのも
この方たちの支えがあったからこそなんです。
カメラを見つめるその目が「しっかりやれよ!」と語りかけているように感じます。
幼かった子供たちのなんて可愛いこと!!
母がいないと何もできなかった娘はいまでは一端の主婦で旦那一辺倒。
女の子以上に愛らしかった息子は毛むくじゃらの口うるさいおっさんに。
10年一昔といいますがそれならもう大昔の思い出。

なーんてじっくり想いにふけながら写真を見つめているので
ちっとも作業がはかどりません。
「アメリカ移住物語」の過去記事の写真をアップしようと
計画していますがいつのことやら。

とりあえずはこんな写真でお茶を濁してと。


1996年のアトランタ オリンピック、シンクロのヒデッキー選手。

外来語をカタカナにするのを禁止にする法案ってどうかしら?

Post-237民主党が政権をとってはや、1週間。
日本でお暮らしの皆様、何かお変わりになったことがございますでしょうか。
おっちゃんの高校時代の友が閣僚入りしたそうです。
民主党は古い体制を一掃して日本に希望をもたらしてくれるのかしら、複雑なところです。
(もっと複雑なのは高校時代に同じクラスで机を並べていたものが
時を過ぎてこんなにも違う人生を歩んでいるんだなーと
つくづくおっちゃんの顔を見ながら思うことです。)

で、M君にお願いしたいことに「外来語をカタカナにするのを禁止する法案」を
国会にて通していただきたいのです。

英語の発音が悪いのはどこの国からやってきても皆同じ。
イントネーションがその単語どおりならほぼ通じるわけです。
しかし、日本人にはそれ以上の苦難の道が!!
それというのもローマ字読みと英語読みをくっつけたわけのわからん
言葉をカタカナで表現している言葉の多いこと!
ホンモノ英語発音より先にカタカナが脳に刻み込まれていて
おかげで在米20年を過ぎてもいまだに脳裏に立ちはだかるのはカタカナ。
マイケルなんていう野郎はおりません。
せめてマイコーというカタカナ表示にしてくれた方がなんぼ直しやすいことか。
大昔、ジョン万次郎が耳で覚えた「掘ったイモいじるな。」(What time is it now?)
のままでよかったのです。


GUM=ガムなのにGUMMY CANNDY=グミキャンディなのでしょう。
それは第二次世界大戦後、進駐軍のお兄さんたちが日本の子供たちに
「これはガムだよ。」と言いながら渡したに違いありません。
ゆえにGUMのスペルなんか知らなくても耳で聞いた生の言葉で
ガムという名前だと広がったんでしょう。
けれどグミと言われるお菓子はここ数十年のものであり
きっとこれを輸入した日本人がスペルをグミと解釈したと思うのです。
このグミの名付け親が正しくガミーと銘々してくれていたら
アメリカのスパーマーケットにて「グミはどこにありますか?」と言って
店員にバカにされることもなかったでしょう。

外国人参政権や移民1千万人とか無謀な政策は必要ないです。
日本人が外国に行って英語で堂々と主張できるようにする教育体制を
お願いします。
ゆえにとりあえずはへんてこりんカタカナ外来語を日本の国からなくしてください。

おっちゃんとするSTAYCATION (4)

Post-236次の目的地に向かったときにワイントレインとすれ違いました。
この列車はナパダウンタウンからセントへレナまでの往復3時間のツアーで列車に乗るだけ、
ランチやディナー付きまたはワイン飲み放題オプションなど
いろいろ選べるそうです。
NAPA VALLEY WINE TRAIN



お腹もいっぱい、ほろ酔い気分でちょっと休憩します。



こちらは泥風呂が有名。
室内の様子やおっちゃんの写真を撮っていると
「もーいいかい?」と係りのお兄さんがドアー越しに聞いてます。
あわてて泥の中へ豊満な裸体を隠しました。
この感触、なんとも表現し難いのです。
子供の頃、「ターザン」の映画の中で底なし沼へ人が沈んでいくシーンを
思い出しました。
で、わかったことはあんなにズブズブと沈んでいかないことが。
むしろかなり力を入れないと浴槽の中へ体は入っていきません。
極端にいえば泥の表面で沈まないで寝ていることができます。
お兄さんはおでこに冷たいタオル、顔にはミネラルパックをしてくれます。
おっちゃん「腹が泥の中から出てるで。」
違います、です。




お次はミネラル風呂。
アメリカ人って温泉に入る習慣がないので日本に比べると
ずいぶんぬるめのお風呂でした。




体が温まったところで今度はラッピングをしてもらいます。
火照った体に首の後ろとおでこの濡れタオルは気持ちよかー。
クラシックミュージックのBGMと薄暗い照明にて30分ほど
リラックスします。
おっちゃん「いびきかいとったでー。隣におっさんが寝てるんかと思たわ。」 :emojiface_angry:
この写真、設備のないひなびた病院にて熱にうなされる夫婦っていう感じ。



GOLDEN HAVEN SPA&RESORT


すっかりお風呂屋さん帰りのようになった私たち、こんな恰好で
もうワイナリーへ行く勇気はありません。
そういえばこの3連休はベイブリッジが工事のため閉鎖されています。
渋滞を避けるため早めに出ましょう。

この牧場のハラマキ牛は有名。赤ちゃん牛までしっかりハラマキをしています。
ナパの帰り道29号線で見られます。




早く出たつもりでしたがしっかり渋滞に引っかかってしまいました。
いつもなら1時間半でサンフランシスコに帰れるのに
今日は3時間半もかかり 夜遊びの計画はキャンセルとなりました。

おっちゃんとするSTAYCATION (3)

Post-234不況の波はここまで来ましたというかぜいたくな場所であるここが一番
影響を受けているのをひしひしと感じました。
アメリカ好景気時代にはワイナリーへの投資、拡大にて行け行けドンドンで
お手ごろなカリフォルニアワインがフランス人もびっくりの高級ワインへと
変貌していきました。
それが今や維持していくために奔走しているワイナリーやあるいは
ご覧のように売りに出されているワイナリーもいくつか見ました。



前日予約なんて無理だったレストランもすんなり、どころか
ホリディのランチタイムなのにこんな状態。



カリフォルニアクイジーンやフュージョンなどと斬新なメニューで
話題になったレストランは消え去ったりオーナーが変わったりあるいは
評価が著しく落ちたりでの中
ここのレストランは誰でも知っているベタなイタリア料理ですが
お味、サービスとも変わっておりません。
野菜はローカル農家からなんでしょうか。
とっても新鮮でした。



食べてから写真を撮っていないことに毎度ながら気が付くいやしい夫婦ですみません。

BISTRO DON GIOVANNI



でもね、日本からのNAPAブームを密かに期待していることがあるんです。
10月末日に公開される映画『 SIDEWAYS
ナパが舞台の日本映画です。小日向文世と生瀬勝久主演で
ふたりがゴールデンゲートブリッジを渡ってナパに向かうシーンとか
私たちが行ったスパやもちろんワインテイスティングも出てきます。
サンフランシスコのついでにナパへおいでやす!!


サイドウエイズ

おっちゃんとするSTAYCATION (2)

Post-233お次のワイナリーは ARTESA.
こちらは以前おっちゃんがパーティにて飲んだワインで
とても気に入り 是非その感激をもう一度!というわけでやってきました。




ワインだけじゃなくてワイナリー全体の雰囲気も大事にしている感じです。
ナパ在住のアーティストによる作品の数々。








中庭のあるスペインの建築家による建物と奥に見える
マドンナ&チャイルド像は有名のようでみなさん写真を撮っていました。




これがおっちゃんのお薦めするカベルネ。
カベルネのわりにタンニンが少なめで渋くありません。
普段飲みには高すぎですが記念日用と
日本からのお客様が来たとき用にと2本お買い上げ。



ARTESA VINEYARDS & WINERY

おっちゃんとする STAYCATION

Post-232昨年夏からラジオでお薦めされているのが
STAYCATION。
ステイとバケーションをくっつけた言葉です。
おうちにに居ながら近場でイベントなんかを楽しむバケーションをしましょうと
いうことです。
不況+ガソリン高騰にはまさにピッタリのキーワード。
われら夫婦もレイバーデーの3連休は
「ベイエリアでマッタリ」をテーマに過ごしました。

お決まりの寒い、霧の朝。



行き先は暑いので薄着をちょっとがまんして橋を越えましょう。




料金所を過ぎてもまだ霧で橋は見えず。



見えました!!サンフランシスコのシンボルゴールデンゲートブリッジ。
橋を渡りきると気温は一気に10度上がって夏再来。


本日の目的は「おいしいワイン&フードそしてスパ」
目指すはワインカントリー、ナパ。

ナパの町へ入ってすぐにワインとオリーブオイルのテイスティングという
サインに興味をそそられて寄って見ることにしました。




おっちゃん「ジャクジーってここお風呂屋さんやで。」
違います、そういう名前のワイナリーなんです。


まずはお庭を拝見。
どこのワイナリーも建物にたっぷりお金をかけています。
こちらもヨーロッパの田舎を想像させてくれどこからともなく漂うワインの匂いが
優雅な気分にさせてくれます。




こちらはイベントやパーティができるスペース。
今日は結婚式が行われるようです。



まずはオリーブオイルのテイスティングから。
オリーブオイル以外にも瓶詰め野菜やソースなどワインの引き立て役がそろっています。





8種類のオイルがお試しできます。
フランスパンにちょっとつけて味見をします。




可愛いおねえさんが料理に合ったオイルを説明してくれます。
右端は軽く左へ行くほど濃厚になっていきます。



お隣はフレイバーオイル。
レモンやオレンジといったフルーツが入った香り抜群のオイル。
ホームメイドのオリジナルドレッシング作りにおすすめ。




お次はワインテイスティング。
ナパでは珍しく無料。太っ腹ワイナリー。



こちらはイタリア移民のファミリーで経営をされているワイナリー。
前世イタリア人だった私の口に合いどれもおいしくいただきました。
SANGIOVESE(イタリアの地名らしい)っていう名のワイン、一本お買いあげー。



JACUZZJI FAMILY VINEYARD
まだまだ飲むわよ、つづく。