ハロウィンの思い出

写真の整理はできたかって?
まったくもって進んでおりません。
とりあえずこの時期にもってこいの写真がありましたので
これでご勘弁を。

マウイ島ラハイナのハロウィンイベントといえば
アメリカ本土や日本から仮装好きがやってくるほど有名です。
ラハイナのフロントストリートには仮装した人たちであふれます。
現実にはなれないヒーロー、ヒロインになり
日常では満たされない欲望を体で表し
この日だけ浮世の苦しさから逃れるのであります。

我が家も1年目は見学組でしたが
2年目からは本格的な手作り派参加者となりました。
そして初出場にもかかわらず娘は大人に混じって参加した
コンテストに150人中7位で賞をいただきました。





これは冷蔵庫です。
箱にペンキを塗っておもちゃの中からままごと遊びの品々をくっつけました。

いっぱいの人から写真を撮られてすっかり芸能人気分の鬼ではなかった頃の娘。




面白かった話を聞きつけてそれから毎年この時期にやってきたのは弟。
キャーと驚かれたり大笑いされるとそれが快感になってエスカレートしていくのが
ハロウィン仮装者の特徴。
恥ずかしがりやのおっちゃんを説得して参加させることに。
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妄想劇場「おっちゃんの老後」

皆様、お久しゅうございます。
体調がよくありませんでした。
「美人薄命」 そんな言葉が頭をよぎった私。

私がおっちゃんより先に死んだらどうなるのかしら?
フトンの中でいろいろ考えました。

寂しがりやだけに再婚をするでしょう。
日本男子はいつの時代も若いのがいいと思っているようです。
おっちゃんもルックスと若さだけに惑わされて再婚します。
チョリース!なんていうあいさつをする頭からっぽのヨメです。
家事は一切しないがファッションにはとても敏感。
私の残した僅かばかりの個人年金や家が
その後妻のモノになり彼女はネットで買い物三昧。
Amazonにて「ワンクリックで何でも買えちゃう、チョー便利!」
とか言ってそう。
眠れぬ夜を過ごしました。

翌朝、まじとおっちゃんの顔を見ました。
朝から加齢臭満載の体、丹下左膳のようにおでこからまぶたの上を通って
頬まで斜め一直線の寝皺。
パジャマの胸元についた干し芋のかけら。
やっぱり昨晩は私の妄想だと悟りました。
こんな中年枯葉草食おっさんに若い女の子が近づくはずがありません。

またまたフトンに入り考えました。
私が亡き後は娘と息子がおっちゃんにはいるではありませんか。
しかし、ご存知のとおり娘は鬼です。
しばらくはおっちゃんの面倒を見てくれることでしょう。
それが1週間に1回、1ヶ月に1回、1年に1回となり
やがて姿を見せなくなります。
「また、来るからね。」
人のいいおっちゃんは娘の口からのでまかせを信じて
いつまでも待っています。
まるで忠犬ハチ公。
一方 息子はといいますと惚れやすい性格が災いして
地球の果ての聞いたこともない国の女をおっかけて
行方不明。
ああ、非情な子供たちよ、育ててもらった恩をわすれたのか!
おっちゃんがかわいそうで枕は涙と鼻水でベトベト。

しかし、妄想劇場はハッピーエンドで締めくくらないと。
私は決めました。
おっちゃんより先に死んではいけない。
私しかおっちゃんを守れないから。
そのためには健康に留意しなくては。
がんばれ、わたし。
ゴールデンゲートパークの霧の中から一筋の光が出て幕は閉じました。
めでたし、めでたし。


病気っていいですよね。
自分を謙虚にしてくれるから。
健康が当たり前の年齢ではなくなってきたのを痛感しました。
というわけでこれからは健康管理がんばって
100年くらいブログ、続きますんでよろしくお願いします。

ブルーエンジェルス

Post-239先週のサンフランシスコは色々な催しがありました。
市内のハーディングゴルフコースではプレジデンツカップが開催され、
タイガーウッズや日本からは石川遼選手も来ていました。
石川選手のインターナショナルチームは敗れましたが、
彼の活躍は非常に注目を集めていました。
その他にも毎年恒例のフリートウィーク(海軍のお祭り)が開催され、
目玉のブルーエンジェルスの曲芸飛行も見られました。
本番の土日はどこに行っても車だらけでゆっくり見る場所などないので、
練習をする金曜日に見に行ってきました。
すでに前日の木曜日からダウンタウンでも腹に響くような爆音がとどろいていました。
この日も下見飛行をするので、一番近くで見ることが出来る
ゴールデンゲートブリッジのビスタポイントまで行ってきました。


すでに駐車場はいっぱいでしたが、何とか場所を見つけて展望台へ。
そこにはすでに超望遠レンズをつけたカメラがずらりと並んでいます。
こちらは標準レンズのみ。
「ふん!あんな早い飛行機望遠レンズで追いかけられるわけあらへんがな。
ここは機動性重視の標準レンズやろ。」
とやっかみ半分で待っていたところ来ました、来ました。

太平洋側から編隊を組んでやってきます。

来たー。みんないっせいにシャッターを切ります。

標準レンズでもこの近さ。ほんの数百メートル先をマッハに近い速度で飛んでいきます。
この写真の直後に体全体を揺さぶるような爆音が辺りに響き渡ります。
騒音に反対する人もいますけど、年に一回くらい我慢しましょうよ。
一回見に来たらこの爆音のとりこになりますから。