皆様、お久しゅうございます。
体調がよくありませんでした。
「美人薄命」 そんな言葉が頭をよぎった私。

私がおっちゃんより先に死んだらどうなるのかしら?
フトンの中でいろいろ考えました。

寂しがりやだけに再婚をするでしょう。
日本男子はいつの時代も若いのがいいと思っているようです。
おっちゃんもルックスと若さだけに惑わされて再婚します。
チョリース!なんていうあいさつをする頭からっぽのヨメです。
家事は一切しないがファッションにはとても敏感。
私の残した僅かばかりの個人年金や家が
その後妻のモノになり彼女はネットで買い物三昧。
Amazonにて「ワンクリックで何でも買えちゃう、チョー便利!」
とか言ってそう。
眠れぬ夜を過ごしました。

翌朝、まじとおっちゃんの顔を見ました。
朝から加齢臭満載の体、丹下左膳のようにおでこからまぶたの上を通って
頬まで斜め一直線の寝皺。
パジャマの胸元についた干し芋のかけら。
やっぱり昨晩は私の妄想だと悟りました。
こんな中年枯葉草食おっさんに若い女の子が近づくはずがありません。

またまたフトンに入り考えました。
私が亡き後は娘と息子がおっちゃんにはいるではありませんか。
しかし、ご存知のとおり娘は鬼です。
しばらくはおっちゃんの面倒を見てくれることでしょう。
それが1週間に1回、1ヶ月に1回、1年に1回となり
やがて姿を見せなくなります。
「また、来るからね。」
人のいいおっちゃんは娘の口からのでまかせを信じて
いつまでも待っています。
まるで忠犬ハチ公。
一方 息子はといいますと惚れやすい性格が災いして
地球の果ての聞いたこともない国の女をおっかけて
行方不明。
ああ、非情な子供たちよ、育ててもらった恩をわすれたのか!
おっちゃんがかわいそうで枕は涙と鼻水でベトベト。

しかし、妄想劇場はハッピーエンドで締めくくらないと。
私は決めました。
おっちゃんより先に死んではいけない。
私しかおっちゃんを守れないから。
そのためには健康に留意しなくては。
がんばれ、わたし。
ゴールデンゲートパークの霧の中から一筋の光が出て幕は閉じました。
めでたし、めでたし。


病気っていいですよね。
自分を謙虚にしてくれるから。
健康が当たり前の年齢ではなくなってきたのを痛感しました。
というわけでこれからは健康管理がんばって
100年くらいブログ、続きますんでよろしくお願いします。