サンフランシスコで食べたらエエもん その1

Post-293サンフランシスコと大阪は姉妹都市でございます。
なにか共通点がありますかって?
食べ物屋さんが豊富な食い倒れの街ということでんなー。

サンフランシスコは人口の20%が中国人にて
中華料理はイヤというほどあります。
それに匹敵するのがイタリア料理であります。
全米でも質、数とともにトップクラスで
充実しているのがここベイエリアなのです。
もっぱら外食といえばリストラテにでかける
私とおっちゃんですがいまだリピートする
馴染みのお店がありません。
なぜなら元々数が多い上に毎月のように
新たにオープンするレストランがあり
ついつい評判を聞いて次から次へと
渡り歩く結果、同じお店に足を
踏み入れることはないのです。

さて、今日はマリーナ地区にオープンとなった
リストバーへ行ってきました。
こちらはSPQRという以前は評価が高かった
レストランのシェフが腕を振るそうで
そちらのお客さんを引っ張ってくる期待大です。

最新のワインディスペンサーがカウンターにあって
かなりお金が掛かってそうな内装です。






ワインは私たちにとってお手ごろ価格。
私のレストラン選びのポイントはここです。
ミュシュランに載りそうなレストランは
記念日なんかには奮発しても
いいかな と思うのですが
ワインがあまりにも高杉。
だって$$$なんですもの。
金婚式のような特別記念日だって
三桁のワインは飲みたくもありません。
50ドル以下のワインで充分です。

こちらはすべてポーションが小さいです。
少人数ではいろいろ種類多くオーダーできて
いいのですが大盛りに慣れているアメリカ人には
これが評判悪いらしい。

まずはチーズとサラミのコンビを注文。
自家製サラミ、ソーセージはバーカウンターにて
注文が入ってからスライスしているようです。






店が暗くてボケた写真ばかりの中唯一マシなのは
いわしのマリネとその向こうにある
チキンのフリッター。
そのほかにはピザと鴨のコンフィットを
オーダーいたしました。




お味、サービスとも申し分ありませんでしたが
すでに帰り道に覗いた他のレストランに
次回は決めた浮気性なおっちゃんと私でした。

Ristobar

We Are The World25 for Haiti

25年前、アフリカの貧困と飢餓のために作られた「We are the World」
あの曲は今、新たにハイチの地震救済のためにリメイクされました。
私の乏しいボキャブラリーで説明するより
是非、そのすばらしい曲を見て聴いてください。
そしてハイチ復興にご協力ください。
好きでもなかったマイケル・ジャクソン、だけど
スクリーンにいまも生きる彼になぜか涙が頬に流れ落ちました。


衝撃的事件

昨日、インフォメーションセンターのすぐそばで飛び降り自殺がありました。
サンフランシスコでも最も忙しいパウウェルストリート、ケーブルカーの駅のすぐそばにForever21が一階に入ったビルがあります。

午後3時過ぎごろ、ふと気が付くと多くの人たちが外で上を見上げています。
気になって見に行くとビルの最上階の窓の外枠に若い男の人が下着姿で立っていました。
その直前にそのビルの前で映画かコマーシャルの撮影が行われていたのでその場にいた多くの人たちが、まだ撮影が続いているのだろうと思っていたようです。
しばらく見ているとなんとなく様子がおかしいことに気が付きました。そう思うまもなくその男性は何百人もの人が見守る中、飛び降りて地面にたたきつけられました。
ほぼ即死状態であったそうです。

多くの野次馬の中にはもちろん「飛び降りるな!」「考え直せ!」と叫んでいる人もいましたが何人かの若者のグループは、はやし立てるように「ジャンプ!ジャンプ!」と騒いでいました。しかもその男性が飛び降りた直後に笑い声すら聞こえたのです。下で待機していた警官が飛び降りた直後に駆け寄ったのですが、その写真を撮ろうと何人かの人たちが携帯片手に駆け寄っていました。
たった今目の前で尊いひとつの命が失われたのです。その場に居合わせた多くの人が目の前で起こった出来事に茫然自失でいるのにあなたは笑えますか。私もしばらくは手が震えて止まりませんでした。

こちらでは自殺の報道はなるべくしないようにしています。真似をするものが出るからです。同じ理由からゴールデンゲートブリッジから毎年何十人もの人が飛び降り自殺をしているのもあまり報道されていません。しかしいろいろなサイトでこのときの様子がコメントされていますが、現場に居合わせた人はまず一様にショックではあったがそれ以上に笑っていた人たちに怒りを覚えたと言っています。

自殺の理由は定かではありませんが、彼女に振られたのが原因との説もありました。
たったそれだけのことでどうして自殺なんてしてしまったのでしょうか。残された親や家族が悲しむことを考えなかったのでしょうか。
この世に生まれてわれわれがすべき親孝行はたった二つだけです。
一つはこの世に生まれてくること。
もう一つは親より長生きすること。
ある殺人犯の母親が息子の判決が死刑ではなく無期懲役と決まったときに、「息子が生きていてくれさえいればええ。」と涙を流しながら感謝したそうです。
その親より先に自ら命を断つほどの親不孝があるでしょうか。最近自殺をする若者が増えていますが、自分の死を悲しむ親がいるということを絶対に忘れないでほしいです。
ちょっとショックな出来事だったので思わず書き綴ってしまいましたが皆さんのご意見もお聞かせいただけたらと思います。

東京羽田空港が熱くなりそうな予感

こんにちは、お昼のニュースです。
今年の10月から羽田国際空港にて
国際線用の4本目の滑走路とターミナルができるそう。
それに伴ってアメリカからわんさかと
飛行機が来そうです。
まずはデルタ航空は羽田ーデトロイト、ロサンジェルス、シアトル、ホノルル
飛ばしをを申請している模様です。
一方、アメリカン航空はロサンジェルス、ニューヨーク、ホノルル便を申請。
お次はどちらのエアラインがサンフランシスコへ飛ばしたいの?
とドキドキしてみますと ユナイテッドでございました。 :emojiface_sad:
ビミョー、個人的には日系エアーを飛ばしてくれるなら
伊丹までの乗り継ぎができてサンフランー関空ダイレクトの
奴隷船状態のユナイテッドを選択しなくていいのに。

友人は羽田が断然近いからとハワイから帰ってくるときは
かならずチャイナエアーでした。
こんだけ都会にあって24時間稼動している国際空港って
珍しいらしいです。
今もチャーター便にてのハワイは人気があるのは
すでにどこの航空会社もご承知のようで
ホノルル便はデルタ、アメリカン、ユナイテッド、コンチネンタルそれに
なんとハワイアンまでもが申請しています。
10月からの運行許可されているのは往復で4便。
どこのエアラインが選ばれるのかお楽しみですなー。

異常現象

Post-288毎年、繰り返される愛の告白日いかがでした?
どーして私を愛してくれる人はいないのー!
なんで愛せる人が現われないのー!!!
とお嘆きのスクリーンの前のあなた、
おばちゃんはアドバイスをあげたいけれど
今夜は疲れきっています。
来年にがんばりましょう。あっさりこれだけ。

今年の2月14日はバレンタインデーとチャイニーズニューイヤーが
一緒の日となりました。
家族の結束が強い国民ですから
彼女とデートより親戚一同集まってお祝いするのを
優先するに決まっています。
サンフランシスコの市民五人に一人が中国人です。
そーなると中国人のお客様が多いウチの店は
ヒマの予報。
知人のミシュランに載った4つ星お鮨屋さんも
今年は予約が入っていないそう。

ところが店を開けてみると中国人のお客様がわんさか。
家族連れ、カップル、老若男女、
おうちでお祝いしないのー?
そういえば年中無休で唯一この日だけを閉める
中国系のスーパーもオープンしていました。
例年ならばこの界隈はひっそりとする日なんですが。

おっちゃんはこれを日本化現象と言いました。
日本でも元旦からファミレスへ出かけおせち料理で
お祝いしない家族が増えてきている傾向のことです。
やっぱり伝統行事はずっと行ってほしいです。
いろんな国の民族的な
行事や習慣に触れることや見ることが
アメリカに住んでいる楽しみでもあるからです。

さて、おばちゃんは疲れた体にムチ打って
お花のお礼におっちゃんにおつまみを
作って差し上げようと思いますので今夜は
このへんで失礼いたします。

Happy New Year & Happy Valentine :emojihearts:

サンフランシスコのお天気情報

Post-287久しぶりのサンフランシスコネタです。
今年の冬は雨が多いように感じます。
特に週末なんかは毎週雨。

日本の方でアメリカへビジネス進出を
お考えの方、傘屋は儲かりまへんで。
かなりシャバシャバと雨が降っておりましても
傘をさすのは日本人か中国人のおばちゃんだけ。
一説によるとキリスト教の教えでは
天から降ってくるものを妨げてはいけないそう。
ゆえに雨がどんなに降ろうとも気にしないのです。

ウチのお店にやってくるお客さんも然り。
大人は放っておきますが
幼い子供はあんまりなので
従業員がタオルを持っていくと
それは何のため?という顔をされます。
子供の頭を拭いてあげて というと
「大丈夫、おまえたち、頭を振りなさい。」
とお父さんの言いつけどおり
犬がシャンプーした後のように
頭をフリフリして
「ほらもう乾いたよ。」と全然心配しない様子。
店がビチョビチョなんですが。

私たち日本人は幼いころから
雨に濡れるのは風邪引きの元で
もし、運悪く濡れたときは
すぐに髪の毛をを乾かすかお風呂に入って
温めなさい、と言われましたっけ。

まだまだ不安定なお天気は続きますが
ずいぶん気温は上がって日中は
10-15℃くらいになります。
日本の皆様、サンフランシスコに
おいでの際は軽くてコンパクトな
日本製の傘をお忘れなく。

おっちゃんと行くニューヨーク その13

Post-285番外編です。
個人的偏見ですがよかったことと
お奨めじゃないとこをアップしてみます。

ホテル シェラトンホテル&タワーズ
地下鉄を上がったところにあり
どこへ行くにも便利な場所でした。




7番街とW.52ストリートにあります。


世界中の人が一番行きたい観光地がタイムズスクエアなんですって。
車が行き交いたくさん人がいる狭くてごちゃごちゃした場所です。
有名なのがこの正面の広告ビルなのですがとあるレストランにて
隣のテーブルのニューヨーク在住の日本人の話を聞いてしまいました。
「某日本企業の大広告主様のために大晦日の朝に
カウントダウンしたらしいよ。日本時間に合わせて。」
お金があればそんなこともできるんですなー。






ブロードウエイミュージカルはニューヨーク旅行のひとつとなっておりますが
正規で買えば軽く200ドルはします。
タイムズスクエアのすぐそばにTKTSという当日チケットの
ディスカウント売り場があります。
正規料金なら観たくないけど半額なら是非行っても。
私と同じ考えの方多くいるようで長蛇の列です。
並ぶだけで2時間くらいかかりそうだったので
あきらめました。






こちらはソーホー地区
ブティックやブランドショップなどが通りにあって
女性には飽きない場所です。
ちなみに私たちはおっちゃんの靴下を買いに
ユニクロへ行きました。
4足10ドルで8足買いました。日本よりはちょっとお高めです。
サンフランシスコビジターインフォーメンションセンターへ
お越しの際は
「あっ、ユニクロの靴下!」と言って
おっちゃんの足元を指差してください。





いかにもニセモノとわかるブランドバッグのコピーが
いろんな所でお目にかかれます。
ハーレムだったりリバティ島へ行くフェリー乗り場だったり。
いつでも逃げられるようにとってもコンパクトなお店です。





チャイナタウンとリトルイタリーはお隣通りです。
これはサンフランシスコでも同じく道を隔てたところにあります。
お互いあんまり仲良くないけどね。
イタリア人街はおいしそうなレストランが数多くならんでいるうえに
バッグやスカーフなど女性向きのお店もいろいろありました。





チャイナタウンでは歩き疲れた足にマッサージを
してもらいました。
皆が椅子に座って足をマッサージしてもらっている中
勘違い白人男性が
「肩が凝ってるから揉んでー。」と
足置き台に頭を乗せても気安くマッサージしてくれる
サービスのよいお店でした。





ニューヨークに行って感じたことは
日本ってすばらしい!でした。
まさかニューヨークで日本のよさを考えるなんて
思いもよりませんでした。
アメリカ一の大都会という期待もそう感じさせたのかも
しれませんがあまりにも置き去りにされた
施設、設備の多いことか。
そして公共の場の汚さは競争の激しい
時間に追われる人々にはそれほど
関心がないのでしょうか。
私の周りの共働き子供なし優雅カップルは
バケーションといえば皆、日本へ行きます。
その理由がわかりました。
やっぱり日本へ行こう!
おっちゃんの学友が観光庁長官に就任したそうです。
私も日本の観光のお手伝いに帰ろうかなー。

ウォッカの祟り

昨日は失礼いたしました。
記事を書いている途中、酔っ払って寝てしまいました。
おっちゃん
「わけのわからんあの記事なんやの?」
指摘されるまで気がつきませんでした。
ごめんなさい。
改めて明日、ニューヨークその13をアップしたいと思います。

おっちゃんと行くニューヨーク その12

Post-282最終日です。
この日の朝はちょっと気温が上がったようですが
それでも-5度。





行こうか やめようか ここに来るのは悩みました。
霊感の強い友達が行くな と言いました。
そりゃそうでしょう、なんの罪もない多くの人たちが
どういう理由でこの世から自分の存在が
なくなったか未だわからないはずです。




何も知らなければただのビルの建築現場。
でも繰り返し何度も何度も見たあの崩壊映像が
脳裏に焼きついた私たちや他の観光客はしばらくの間
立ち止まっていました。




数ブロック先に世界の金融街といわれたウォールストリートがあります。
でも近頃ドルの価値は下がるばかりで「世界」のじゃない?






そのウォールストリートはこんな細くて短い通りだったのでびっくり。
実はほとんどの金融機関はお隣のニュージャージー州や
その他の場所へ移転してここには証券取引所くらいしかないのです。








それでもこちらはテロに狙われる可能性が高いのでしょうか。
車で突っ込んできてもいいようにこの通りは四方に
車止めが設置されて警察官もたくさんパトロールしており
物々しい場所でした。


おっちゃんと行くニューヨーク その11

Post-280やっとのこと女神像の足元までやってきました。
フェリーとセキュリティの待ち時間は想像以上に
時間がかかりました。

さっそく中に入ってみます。
トップの写真は女神が持っている同じ大きさのトーチが
展示されています。

ここでまたパークレンジャーの方にリストバンドを
見せて冠まで行くことを伝えます。
かなり警備は厳しいようで無線で要所にいる
スタッフに私たちが上がることを伝えています。

ここから階段で冠まで334段あります。
日本のお寺の階段なんかで1000段っていうのが
ありますからこんなの軽い、軽い。





急に細くて暗いステップが現れます。
人がひとり通れるだけの幅です。
これでは階段を上がっていけない
幅広アメリカ人、多いと思います。





細いだけでなくかなりコンパクトならせん階段となり
どんどん小さく狭くなっていくような感じで
締め付けられているような圧迫感が。
後方から閉所恐怖症の中年男子の
悲鳴がきこえてきました。






334段ってバカにしてた私が愚かでした。
階段から見えるひらひらとした壁は女神のドレスのひざの辺りです。
まだまだ冠までくるくると階段を上がっていかなければなりません。





やっとのことで冠までやってきました。


ここに立つとなんともいえない感激がこみ上げて来ました。
おっちゃん、マインドコントロールしてくれてありがとう。
思い出になる場所となりました。

とても小さなスペースで10人も立っていられません。
薄暗くて窓は飛行機のよりやや大きいくらいのサイズです。





女神が掲げているトーチもこんな近くに見えます。





写真を撮ろうとするとゆらゆらと揺れているように思うのですが。
パークレンジャーの方が
「結構揺れるでしょう。今日はそうでもないけど風の強い日は
もっとぐらぐらとくるんだよ。」と。
高所恐怖症の方は窓から下を見ると
確実に気を失います。





階段は一方通行です。
帰りは違う階段ですがやはり小さならせん階段です。





台座に降りて来ました。
こちらからの景色もなかなかでマンハッタン島が一望できます。
エリス島はその昔、世界各国から移民してきた人々が
こちらで審査を受けた移民管理局があった島です。
現在は博物館となりこの島にもフェリーが行き来しています。




リバティ島までのフェリー代は12ドルです。(入場料は必要なし)
冠へ上がるには3ドルプラスです。
たった3ドルの差で味わえる感激は100倍です。
とってもお値打ち価格!
自由の女神を見に行きたい方は是非前もって予約をお勧めします。

予約はこちら
Statue of Liberty