名前のことろに白いローズが印象的だった。きっと身内か友人知人からの献花だろう。

博物館の中に入るとまずは、ショートフィルム。当時のブッシュ政権下の大統領をはじめとした主要な面々が登場し、テロ当時の状況を事細かに説明する。あの時の映像に伴って記憶がまざまざとフラッシュバックされた。この日、私は日本でニュースステーションを見ていた。すると急にテレビ画面の映像が切り替わり、飛行機がビルに突っ込む映像が流れてきた。何がなんだかわからないまま、実況に中継と共に暫く画面にかじりついた。まるで、映画のメイキングを見させられているようだった。
あの当時のショッキングな気持ちが蘇り涙が次から次へと溢れ出る。アメリカが自国の飛行機で、しかも善良な市民が乗る飛行機で国の経済の象徴と政治の象徴のビルを攻撃させられるという前代未聞の出来事。

ショートフィルムが終わると博物館に進む。粉砕された建物の残骸が展示され、人々が命からがら避難した非常階段やハシゴ車、犠牲者となった人々の遺品などが展示されていた。時間切れだったので、全部は見れなかったので、今度は子どもたちを連れて訪れようと思う。
一緒に回った仕事仲間のジョンが「この生産な出来事は既に歴史となっている。私たちは歴史の生き証人なのだね。」と言ったことが頭に残る。



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